まだ、梅雨が明けていないようですね。

 7月の下旬になると、九州山口地方は大雨が降るエリアであり、油断ができません。

 先日の豪雨では、国東のネギ農家のみなさんが被害を受け、浸水で全滅してしまったという知らせがありました。

 ネギだけでなく、家への浸水もあったようで大変だったそうです。

 国東半島には、小さな河川しかありませんので、しかも半島の中心から海までがなだらかな勾配ですので、先日のような大雨だと、すぐに河川が氾濫し、中央部の田んぼに水が溜まってしまいます。

 この田んぼの主力は稲作ですが、近年新たにネギ農家の参入があり、その数は44軒にもなり、ちょっとした小ネギ集落が形成されています。

 このネギ耕作地のほとんどは、その昔は稲作耕地だったところで、比較的低地での栽培がなされていて、一端豪雨が降ると、水はけがあまりよくないために、すぐに冠水してしまいます。

 この冠水状態が続くと、ネギが傷んでしまい、それこそ全滅状態に至ってしまいます。
 
 もともと国東半島は、水害を含めた災害が少ないところですが、先日の集中豪雨はいつもと違って桁違いの土砂降りでした。

 私も、雨音が気になり、なかなか寝付くことができませんでした。

 私どもが支援している無農薬無肥料で栽培されているネギ農家に、ネギの注文を依頼され、連絡を取ったところ、今回の降雨災害で大変だったことを知らせてくださいました。

 そんな事情で、後1か月以上しないとネギは出荷できないそうで、止む無く注文主に、その旨を報告しました。

 せっかく、日夜、身を粉にして働いておられるのに、このような災害に出会ってしまうと、それこそ、石川啄木の歌にあるように「じっと手を見る」という心境になってしまいますね。

 「大雨さんよ、あまり庶民を虐めてはいけませんよ!」

 さて、本日は、お隣のMさんから、すばらしいものが届きました。

 大きな胡瓜5本とスイカが1個でした。その写真を示しておきましょう。

 いずれも、Mさんが自宅の敷地で丹精に栽培されたそうで、真に緑豊かで自然味に溢れていました。

 
suika
大胡瓜とスイカ

 明日は、この大胡瓜の料理を楽しむことにしましょう。

   この胡瓜の簡単料理がネット上で示されていました。

 胡瓜を丸ごとナイロン袋にいれて、塩や出汁をかけて、手でつぶすというものでした。

 しかし、いただいた胡瓜は大きく、立派ですので、ネット番組に出ていた細い軟な胡瓜ではないので、自分の指の力のみで、それを潰すことはできそうもありません。

 ここは念のために金づちを用意して、それに臨もうと思っています。

 いつもMさんのご親切で「お裾分け」をいただいていますので、そのまま「お返し」をしないわけにはいきません。

 「何か、よいものはないか?」

と家内と思案していたら、丁度良いことに、注文していたシャンペンが届いたところ(私のネット操作が悪くて、2セットも注文していました)でしたので、その1本を家内に届けていただきました。

 Mさんは、とても喜ばれていたそうでした。

 いただいたスイカは、ユッツにも食べていただきましょう。

 
(つづく)