今月も月末になってのガイダンスです。

 このところ、東京では連日50名を超える新型コロナウイルス新規感染者が報じられるようになりました。

 都知事や政府は、その増加傾向について「第二波には至っていない」といっているようですが、そういって済む話ではありません。

 この増加傾向は、明らかに第二波の兆しを示しており、そのために何をし、第二波の本格的な到来を今から防いでおく必要があります。

 しかし、このような用意周到さは持ち合わせていないようで、先日は、「専門家会議」なるものを突如廃止してしまいました。

 この会議の議事録はない、作成しない、議事概要があるからよいではないか、これが政府の姿勢のようで、このような常識はずれが許されるわけがないと思っていましたが、今回の突然の廃止劇によって、その理由が垣間見えてきました。

 議事録を正確に作成すれば、そこに都合の悪いことが発言されているので、しかも、それを政府の判断で改変、削除をしていたことがメディアによって報じられるようになりました。

 時に、専門家の意見をうかがう、専門家の意見に従うといいながら、都合の悪いことは、都合よく改変し、削除もするということを繰り返していたことから、その実態が晒されてしまう議事録があると、これはかれらにとって不都合であることがバレてしまいます。

 なんとお粗末で情けないことか、これらが、「日本モデル」として胸を張った遂行者たちの末路なのでしょうか。

 コロナは、決して、かれら、あるいはかのじょらの思惑通りには動いてくれません。

 また、それらの利権に少しも影響されません。

 さらに、昨日のネット番組においては、「東京型」という新たな新型コロナウイルスの変位が見出されたという結果が明らかになされていました。

 この東京型新型コロナウイルスが、東京を拠点にして全国に波及している、このきわめて深刻な傾向が示されています。

 このように短期間において変位を遂げ、そのたびに強くなっていく新型コロナウイルスは、容易ならざるものであり、そのワクチンの開発を相当に困難に導かせるものです。

 周知のように、新型コロナウイルスは単独で生きていくことができません。

 ヤドカリのように、ヒトに宿を借りて生きていくことを習性にしていますので、そのヒトからのヒトへの伝染によってより強固になって、したたかに生き抜いていくのです。

 さて今月も、このコロナ関連記事が多くを占めることになりました。

 次の3つに、新たな4000回記念の記事が加わりました。

 1)「徒然に光マイクロバブル・新型コロナウイルス」

 2)「ウルトラ・パラダイムシフト(3950回記念)」
 
 3)「超高齢化社会を生き抜くために(3900回記念)」

 4)感染症時代における光マイクロバブルの思考(4000回記念)


 1)においては、新型コロナウイルスの最新の情報を追いかけながらの考察を記し、2)においては、その社会経済的変化を追究することにしました。

 また、3)では、コロナに立ち向かうために免疫力アップを兼ねた健康改善をめざしました。

 そして、この実践が意外とおもしろくなり、あれこれと試すものが増えてきました。

 そして、4000回を祈念して「光マイクロバブルの思考」という、ある意味で哲学的思考を加味した考察を試みることにしました。

 じつは、これまで、このような総合的で哲学的な思考に分け入ることは、あまりありませんでしたので、その重要性に気付きませんでした。

 直接のきっかけは、福岡伸一さんの『ロハスの思考』において「ロハスの基礎」という章を読んだことにあり、そうであれば、「光マイクロバブルの思考」という考察がありうるのではないかと思ったことにありました。

 この記事においては、すでに導入部が終わりましたので、その中身における最初の命題である「光マイクロバブルの動的平衡」論について考察を深めようと思っています。

 これは、ある意味で、新たな世界へ足を踏み入れることでもありますので、知的興奮を覚えて少々ワクワクしています。

 4000回という記念記事にふさわしい格調高い連載ものにしたいですね

 第2は、「光マイクロバブルとマイクロバブルフォームⅡ」についてです。

 この記事は、トリマーのみなさんによく読んでいただいておりますので、ホットな話題をわかりやすく認めることができるようにしています。

 最近の記事では、マイクロバブルでワンちゃんの毛穴の油脂洗浄が簡単になされるというあり得ない宣伝に接し、それがほとんど困難であることをわかりやすく解説しました。

 また、「マイクロバブルは、シャンプー液の中で発生させて使用してはいけません」という、おかしな指針について、それがなぜ、そういう指針を示さざるを得なかったのかについてわかりやすく解説しておきました。

 マイクロバブルおよび光マイクロバブル技術の創始者である私にとって、マイクロバブル本来の特性を歪めて正しい使用を行わないことで、マイクロバブルや光マイクロバブルの優れた特質を曖昧にし、さらには、そこに誤りを犯して結果的にマイクロバブルの評判を低下させるわけにはいきません。

 その意味で、マイクロバブルの誤った知見に関しては、それを正し、その素晴らしさを改めて認識していただくことが何よりも重要であると思います。

 したがって、その似非科学、過誤技術については、これからもきちんと批判していくつもりです。 

 今月のガイダンスは、この辺で閉じることにしましょう(つづく)。

aga0630
アガパンサス