昨日、第30回のナノプラネットゼミが開催されました。
最初の話題提供者は大成由音氏でした。
今回も、大成研究所セミナー室を会場にして、ここにWEBを通じての参加者2名が加わわりました。
まず、最近話題の『シン・二ホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』・安宅和人著の紹介がありました。
この本の骨子となる「シン・二ホン憲章」が紹介され、討議がなされました。
今回のコロナパニンデミック(パンデミック+パニック)によって、さまざまな指摘がなされるようになりました。
①新自由主義の終焉
②資本主義の崩壊の始まり
③大都市の弱さが露呈
⑤大都市から地域への流出開始
⑥保健所・病院の脆弱さの露呈
⑦コロナ感染症への科学的対処法の欠如
などが、その代表的事項です。
これらを背景として、この憲章においては、大都市からの地域への移転が重要視されています。
AIをはじめとする先進のテクノロジーを駆使して、自然と融合させた「風の谷」づくりを行なうことが推奨されています。
この「風の谷」において、コロナパラダイムシフトを新たに実現させていくのか、これが真に問われることになるでしょう。
2つ目は、Sさんによって最新の「事業性評価ガイドライン」の仕組みが紹介されました。
各種の金融機関は、企業の個々の事業について詳しく理解していないので、その評価のためのガイドラインがが重要であることが示されました。
Sさんは、この国の「事業性評価ガイドライン」に詳しく、まもなく発表される最新の情報についても説明を加えられていました。
この事業性評価において、すでにSさんは、地元中小企業の支援をなされてきたそうで、その実績についての紹介もなされました。
これらの報告を踏まえ、地元の金融機関と中小企業が、このようなガイドラインを通じて互いに協力し、発展させることについての議論が盛り上がりました。
3つ目は、私が、「ウルトラ・パラダイムシフトが起きている」と題して話題提供を行いました。
これについては、次回において詳しく報告することにしましょう。
万華鏡(紫陽花)の蕾
次回の第31回記念のナノプラネットゼミは、7月11日(土)9時30分から12時まで開催されますので、ご希望の方は、下記までご連絡ください。
E-mail:info@nanoplanet.co.jp
その際、WEB参加も可能ですので、事前にお問い合わせをよろしくお願いいたします(つづく)。
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