水無月も半ば、あっという間に時が過ぎていきますね。沖縄では梅雨が明けたそうで、県議会議員の選挙も終わったことから辺野古の基地生みたてが再開されました。
コロナのせいで埋め立てを中断していたとのことですが、埋め立てを続行していると選挙の投票に影響するという埋め立て側の配慮のようですが、それなのに選挙の結果は考慮しないという傲慢がまかり通っています。
どこまでも沖縄県民の民意を踏みつける、これが常習化し、埋め立て側は不感症状態に陥っているのではないでしょうか。
さて、昨日は、久しぶりに寛いでWOWOの連続テレビ番組を楽しく拝聴しました。
この物語はヘッドハンティング、すなわち有能な社長さんや幹部を苦労して見つける仕事に関するものでした。
再放送番組なので、おそらく数か月前に放映されていたのでしょうか。当然のことながら、ここにはコロナのコの字もなく、パラダイムシフトが起こる一昔前の常識に基づくドラマづくりがなされていました。
1月以来、わずか半年で、世界は大きく変わりました。
ですから、それ以前に製作された番組が、相当前、すなわち数年も前の番組を視ているように感じました。
今尚、新型コロナウイルスは、世界中で感染を広げ、ブラジルやアフリカでパンデミックが起こっています。
東京においても、毎日20数名の新たな感染者が出現し、東京アラートにおける赤信号が再び灯る日が近づいています。
都知事や政府の担当者は、新宿の飲み屋に集まる若者たち由来の感染を問題にしていますが、これを自粛で解決しようとしていることが見透かされています。
東京都を含めてメガクラスターが発生してきたのは病院であり、このメガクラスター化による病院崩壊問題の解決のために、真正面から抜本的な対策に取り組むことが重要です。
さて昨日は、テレビ視聴後に気分がよくなって、このところの実験結果についてまとめの作業を行いました。
この実験は、ある水質浄化に関するものです。
ここ数日間、既成の装置のなかでも一番優れているといわれている実験装置(外国製)について実験的検討を行なっていました。
これはかなり大型の装置であり、その水質浄化能力は相当に優れているという評価が得られていました。
「この装置を検討し、より優れた装置を開発してください」
これが、開発依頼者の要望でした。
そこで、この装置を用いて本格的な実験を行いました。
不慣れな装置でしたので、多少まごつきながら、それを稼働し続けました。
「なるほど、そうなのか。こうして水質浄化を行うのか。よくできているね」
本装置の利点が解りはじめると同時に、問題点も徐々に明らかになりました。
この装置については、かなり前に一度試し実験を行ったことがありました。
しかし、この時は、「そんなものか」という程度の認識でしたので、その問題点を深く究明するには至っていませんでした。
やはり、真剣に深く実験的究明を行うことが大切でした。
何度かの実験的操作によって、この既成の装置の小さくない問題点が明らかになりました。
それはマクロな泡を大量発生させることによって、無理やり水質浄化を行うとしたものであり、それゆえに、きめ細かい汚濁物を効率よく回収できない、余分なものまで汲み上げてしまい、再度同じ実験を繰り返さないと水質浄化の精度を保つことができない。
さらには、その制御操作が有効に働かないという欠陥も存在していました。
ここまで来て、依頼主の意図をリアルに理解できるようになりました。
この結果を考察して文章にしてまとめる、これが昨日の仕事でしたが、その過程で、さらに追加実験が必要であることも明らかになりました。
今は、土砂降りの雨のなかですので、それが止んだら、その実験を行なうことにしましょう。
ところで、この実験によって、その小さくない問題点をいくつも見出すことができましたたが、そのなかで「ここは、よいところだ」と思える部分もありました。
ーーー そうか、ここはよさそうだ、早速次の改良モデルに活かそう!
そこは、この装置においては、何の工夫もない部分ですが、私どもにとっては、とても参考になるところでした。
ーーー おかげでよいヒントがいただけた。
どんな実験でも役に立つことがあるもんだと、ゆかいになりました。
こうして頭の中をやや動かしましたので、今度は、身体の方を寛がせようと思い、光マイクロバブル入浴前に手振り体操を300回、出浴後に300回を行いました。
またベッドに入ってからも、手足のストレッチ運動を行いましたので、ここちよい疲れとともに快眠を得ることができました。
朝方、いつも定年退官前に研究室を片付ける夢を見るのですが、いつもは、それが終わらない、どうしようか、で目が覚めます。
しかし、今朝の夢は、いつものそれと違って、ようやく研究室のものが片付いて運び出せるという内容になっていました。
どうやら、夢の中でも進歩があり、決着が付いたようでした。
もちろん、朝の目覚めはここちよく、身も心も幾分軽く感じました(つづく)。
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