昨日は、私の相棒の誕生祝いを兼ねて、国東の「梅園の里」のレストランで「旬采バイキング」をいただきました。

 新型コロナウイルスの影響もあって客数が減ったこともあり、バイキングの方法を縮小しながらも、いくつかの工夫がなされていました。

 また、値段も1500円から1100円に減じられ、より手ごろで安価な食事ができるようになりました。

 このバイキングの特徴は、地元の野菜をふんだんに取り入れて料理をしていることにあり、しかも料理人の腕がよいことにあります。

 「これだけ、新鮮でおいしいものを1100円でいただけるのですから、すばらしいですね」

と、家内は何度も喜んでいました。

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旬采バイキング(梅園の里)

 さて、本題のユッツの話に分け入りましょう。

 レストランの「旬采バイキング」をいただく前に、たっぷりと、そのレストラン横の公園で思う存分に遊ばせたいという希望があり、開店の30分前に到着しました。

 青空の下、時折柔らかい風が、ここちよく吹いてきていました。

 温かい陽光の下で、ユッツが喜んで駆け回る姿を眺めて楽しむ、これは、私と家内にとって至極の一時を過ごすことを意味していました。

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ユッツ(梅園の里グラウンド)

 ユッツがうれしそうに走り回っている様子を示しましょう。

 片時も休まず、よく動くせいでしょうか。

 かなりスマートになって走るスピードが増してきました。

 時々、走りながら、二度、三度と、こけますが、それでも泣くことは少しもなく、平気で立ち上がります。

 そのユッツは、公園の真ん中にある急な勾配の山があるのですが、約1か月前には、ここを登っていくことができませんでした。

 ところが、今回は、そこをどんどん登っていくではありませんか。足腰が鍛えられていました。

 この登坂が可能になったことが気に入ったのしょうか。その後何十回と、これを繰り返し、汗だくだくになっていました。

 写真は、この登坂を終えて気分よく、私どもの方に駆け寄ってくる姿であり、帽子がよく似合っていますね。
 
 そのユッツに注目すべき新しい反応がありました。

 これは、しらたまちゃんが好きだった運動でもあるのですが、私が後ろから両肩を抱え、家内が両足を持って左右に「ブーラン、ブーラン」といいながら揺らし、最後に、高く持ち上げて家内が抱き抱えるというもので、これに新たな現象が発生しました。

 これまでは、それを行っても、何もいわずに、ただ、うれしそうにしていたのですが、今回は、その際に大きな声をあげてケラケラと笑い始めたのです。

 その運動が一度終わると、それを再度行ってほしいという意思表示として、身体をより大きく反りかえすようになりました。

 この要求に応えて、何度も同じ行為を繰り返して、「もういいでしょう。終わりだよ」といって地上に下ろしました。

 しかし、それでは満足できなかったようで、今度は私の前に寄ってきて、足を踏み鳴らして、再度催促をするようになりました。

ーーー どうやら、この「ブーラン運動」がかなり好きになったようだ。

 これから、私どもも、この「ブーラン運動」を繰り返し行いながら、ユッツに、しらたまちゃん同様に「もう1回!」という言葉を教えることにしましょう

 この「もう1回運動」、ここちよいものをとことん希求する行為を洗練させる、これが大切ですね。

 「もうダメ」ではなく「もう1回」、この粘り強い洗練性、これを鍛えることが、今の時代において大いに求められているのではないでしょうか(つづく)。

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ユッツ