「エアーウィーブ」の採用は、私にとって重要なものとなりました。

 すでに述べてきたように、私のベッドの上には、この数十年間、何も敷いていませんでしたので、初のベッドマットになりました。

 おそらく、この「エアーウィーブ」の開発物語のテレビを視聴しなければ、それを試してみようとは思いませんでした。

 これもふしぎな縁であり、このブログによくコメントを寄せてくださる教え子さんは、すでにこのマットの使用者としての先輩だそうですが、その率直な感想を示しておきましょう。

 その第1は、このマットの上に寝た際に、非常に身体が軽くなったと感じたことでした。

 ベッドに寝ると、体重がベッドにかかり、それを反発させる、そのためにスプリングを用いる、これが昔のベッドでした。

 私の場合、若いころから腰痛があったために柔らかいベッドだと、その腰痛が再発していました。

 せんべい布団のような硬いものしか合うものがなく、よく使い古した布団を飽きもせず使い、終いには愛着を覚えるほどでした。

 それゆえ、40歳代に購入したベッドも、その硬いベッドに類するものでした。

 さて、「エアーウィーブ」の場合は、その柔らかさがなく、いわゆる高反発だったのがよかったと思いました。

 そこで、この反発力が何によって生まれているのかが気になりました。

 たしか、このマットは、釣り糸の削りカスでできていると説明されていましたので、おそらく繊維状の長い釣り糸カスで構成されているのだと推測しました。

 糸に体重がかかると、それはたわみます。しかも何本も糸状のものがあると、それを押す力が分散されます。

 糸として押された力を受け留め、それを束として分散させる、このメカニズムによって軽く感じる、ここにこのマットの秘密があるのではないかと思いました。

 先のテレビ番組においては、寝返りが軽く簡単にできるという解説がなされていましたが、たしかにその通りで、朝方になって目覚める際の肩の凝りや重さを感じることがほとんどなくなってしまいました。

 寝ていて疲れを感じない、寝返りの際の肩への負担がない、これが第2の特徴だと思いました。

 このベッドマットを使い始めるのと時期を同じくして、寝る前にベッドの上で肩凝り解消体操を丹念に行うようになりました。

 その体操は、ベッドの上で横になって足を曲げ、そのままで弓矢を引くように腕を後ろに引っ張るのですが、これが非常に有効であり、この後には石のように硬かった私の方が本当に柔らかくなります。

 これを気持ちの良いほどに柔らかな肩ともいってよいでしょう。

 何十年という長さで、肩凝りに悩まされてきたのですが、これがほとんど改善しましたので、この体操法に深く感謝しています。

 加えて新たな枕の採用もよかったようで、口の渇きが完全に無くなりました。それは、寝ている際の口呼吸が改善され、鼻呼吸に変わったからだと思います。 

 これらの効果は、朝起きたときの身体の軽さや痛みのなさによってよく認識できます。

 そこで、私が行ってきた免疫力アップ作戦に、この「エアーウィーブ」を加えることにしました。

 1)睡眠時間の確保 
 2)ストレス解消
 3)快眠枕
 4)ほうじ茶に自然塩
 5)純ココア
 6)リンゴ 
 7)ベッドマット(「エアーウィーブ」)

 8)小ネギ 

 次の作戦は、地元産の小ネギです。

   この5、6年、私どもは、地元の農家を中心にしていろいろな支援を行っています。

 それらが発展して、いくつかの重要な成果も生まれ始めています。

 そのひとつが「小ネギ」であり、これが非常においしくて評判になっています。

 その小ネギが、私どものところに定期的に届いていますので、そろそろ、それについての感想と評価を述べる時期かと思っていますので、次回においてより詳しく分け入ることにしましょう(つづく)。

MIDORINOYAMA
                  五月の緑