先日、共同研究の成果報告書を仕上げた後に、ほっと安堵したことで油断が生まれてしまいました。

 おそらく、少々根を詰めて取り組んでいた疲労が重なっていたことで体調不良に陥ってしまったのでしょう。

 身体が重くなり、机についての仕事がほとんどできなくなりました。

 「いったい、どうしたのか?これは、やばそうだ!」

 心底、このように思い始めましたので、急遽、次の対応を開始しました。

 ①睡眠時間を十分に確保するために22時過ぎに就寝した。2日目は、21時過ぎに床についた。

 ②光マイクロバブル入浴を入念に行った。

 困ったときの頼みの綱は、この十分入浴であり、約2時間、たっぷりと浸り続けました。

 例によって、新聞や本を持ち込んでの入浴でした。結果的に、この十分入浴を2回行い、これが決定的に効いたように思いました。

 ③免疫力を高める食事を工夫する。

 これら3つの励行によって、私の体調は劇的に改善し、通常の状態を取り戻すことができました。

 とりわけ、②の効果が格別で、改めて光マイクロバブルの優れた体調改善効果を体験・納得することができました。

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霧中の麦秋

 さて、これまでに私が行ってきた免疫アップ作戦は、次の5つでした。

 1)睡眠時間の確保 
 2)ストレス解消
 3)快眠枕
 4)ほうじ茶に自然塩
 5)純ココア

 6)リンゴ
 
 リンゴは、古くから日本人に愛されたきた果物の一つであり、これを1日一個食べると健康によいといわれています。

 カリウムやビタミンCのほかに抗アレルギー成分も含まれています。

 しかし、リンゴも季節ものであり、収穫は8月~11月の4カ月に限られています。

 春の今頃は、丁度端境期に相当します。

 それなのに、スーパーにいけば、店頭にたくさんのリンゴが並べられています。

 しかも、今頃のリンゴは安く、昨日は、リンゴの王様の大きな「フジ」が1個100円でした。

 これは、11月頃に収穫したリンゴを大量に冷蔵庫に備蓄し、それを徐々に出荷しているからであり、そのためにリンゴが年中、スーパーの店頭から途絶えることはありません。

 しかし、ここで重大な問題が指摘できます。

 長い間、リンゴを冷蔵庫の中に保管しますので、自然に乾燥してしまい、瑞々しさを失ってしまい、本来の味からはるか遠くなってしまった劣化リンゴになってしまうのです。

 見た目は、秋出荷と同じようでも、その中身の劣化までは防ぎようがなく、そのためにパサパサでリンゴ本来の味がしない、いわゆる味落ちリンゴになっていきます。

 こうなると、消費者の方も敬遠しがちになり、リンゴが店頭で売れなくて余るという現象に至ります。

 売り手も、残ってはいけないので、仕方なく値段を下げる、こうして立派なリンゴが100円になってしまいます。

 リンゴ好きの私にとって、これに耐えて我慢することができないという性分が生まれてきて、「これを何とか解決できないか」と思案するようになりました。

 そんな折、長野のKさんに、このような問題意識をやや吐露したところ、長野のおいしくて立派なリンゴを送付していただきました。

 「どのようにしたら、このおいしいリンゴをさらにおいしくできるのか?」

 この共同研究を開始しました。

 私が立案した研究計画を、同じように同一のリンゴを用いて実験を行い、その結果、ある程度の目安が明らかになりました。

 Kさんからは、おいしさの目安がわからないという声もいただき、その目安を作成しました。

 そして、この目安を明確にするために、今尚、その実験を継続して行っています。
 
 その具体的なノウハウを明らかにすることは控えますが、おいしくないパサパサリンゴがみごとに瑞々しくてより甘いリンゴに変身します。

 なにより、これだと好んで毎日食べる気が起こり、それを実際に食べて、そのおいしさに感激することができます。

 そのため、わが家では、この時期リンゴが途絶えることはありません。

 せっかく、リンゴ農家のみなさんの日夜のご努力で立派に育てたものですから、おそれを疎かにすることはできません。

 光マイクロバブルによって、リンゴの端境期を埋める、真にこれはリンゴの復権といってもよいでしょう。

 みなさん、みずみずしくて、おいしいリンゴを毎日食べて健康を維持し、免疫力をアップしましょう(つづく)。

rinngo
            実験後のリンゴ(そろそろ食べごろです)