前回の記事の続きです。

 ②「かんたん丹田呼吸法」でむくみを改善する

    この部分において、私が注目したのは「パソコンに向かっているときには、ほとんど深い呼吸をしていない」という指摘でした。

 著者は、訪問されたお客さんに、そのことを尋ねるとみなさんが「ハッとされる」と述べられています。

 じつは、私も、その一人でした。

 一日のなかで机に向かってキー・ボードを打つ時間が長いので、その間の呼吸が十分に行われないことで血液の静脈における停滞が起こっている可能性があると再認識いたしました。

 パソコンに向かっている最中の呼吸法、これに気を付け、その改善を行なう、これが重要だと思いました。

 そこで、著者が推奨する「かんたん丹田呼吸法」を以下に紹介します。

 1)息を吐くときは、横隔膜のところから上体を少し前に倒す。

 2)息を吸うときは、上体を起こす。

 3)呼吸は鼻で、10回くらい行なう。

 これらは、非常に簡単ですぐに採用できることですので、早速、この呼吸法を試すことにしました。

 呼吸時における横隔膜の位置が問題とされ、上体を前に出す、上体を起こす、ことで横隔膜と連動した呼吸法の重要性をよく理解することができました。

 机を前にしてパソコンを打ってばかりだと、足の運動ができずに血流が停滞すると思っていましたが、その際に呼吸がきちんと行われず、それが足他の血流が損なわれる、ここに重要なポイントがあることを知り、大変ありがたい指摘だと感謝いたしました。

 次回は、下記の③~⑤について詳しく検討しましょう

 ③足を温めて「冷却システム化」を防ぐ

 ④「三陰交」「血海」を押せば血流の泉がわく

 ⑤静脈の血流改善こそ、心と身体に調和をもたらす

 (つづく)。

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クレソン