今回の新型コロナウイルスの感染拡大において、私が深く認識させられたことは、わが国の超高齢化社会において、これにどう対応するかの問題でした。
中国の感染者の事例によれば、高齢者ほど致死率が高く、さらにその死亡者には糖尿病などの持病者が多いと聞いて、強く考えさせられました。
それは、それらが私にも当てはまることだったからです。
そうであれば、何をすればよいのか?
たとえば、糖尿病患者の場合、免疫力が低下するとよくいわれています。
これによって、肺炎や他の病気を併発しやすいとされていますので、これを契機に、その免疫力をどのようにアップしていけばよいのか、これを重要な研究課題に据えようと思い、この連載を開始しました。
まずは、関連の情報集め、文献調査を行い、可能なことはすぐに試してみようと思いました。
この実験者は私自身ですので、自分で試し、家内にも手伝っていただくことにしました。
以下、その試行を紹介しましょう。
①早寝・早起き
長年の習慣がありますので、急ぎの仕事をする場合には、どうしても夜遅くまで継続することが多く、無理をしてしまいます。
それでも最近は、12時か遅くとも1時までには就寝するようにしていますが、これをもう少し早めようと思っています。
そう思って昨夜は、11時前に寝たおかげで目覚めたときに頭が軽くなったことに気づきました。
また、夢もめずらしくよいもので、美しいカラーの映像でした。
その光の線は、ライトとレフトに真直ぐ伸び、3つの塁を結ぶ方向にも光のラインが引かれていました。
どうやら、グラウンドに青い照明を列状に埋め込み、それを一斉に点灯して、その美しさにみなさんが感激して、その喜びの声を発生られていました。
また、私がそれらを聞いていたところで目が覚めました。
その起床時間は7時2分、「間もなく『おしん』が始まりますよ」と声をかけられました。
今の「しん」は、音羽信子さんが演じられていて、彼女が私の母によく似ています。
そして考え方もそっくりですので、母のことを思い出しながら、このおしんのドラマを毎日楽しんで観ています。
時代を生き抜く「おしん」、これが国内外で愛された理由がよく解りますね。
このおしんの根性に習い、今日から、もっと早寝早起きを励行し、免疫力アップに努めましょう。
②塩茶
あるネット情報において、ほうじ茶に微量の塩を入れて飲むのがよいと紹介されていましたので、早速、この飲用を試しています。
ほうじ茶は、和声紅茶ともいわれ、緑茶を炒ることによって造られます。
やわらかな味で風味もよく飲みやすく、古来より日本人に愛されてきたお茶のひとつです。
このなかに、ごく微量の塩を入れて飲むと何がよいのか、その理由はよく解っていませんが、少し調べていると、昔、福岡藩の医者であった貝原益軒が寝る前に好んで飲んでいたそうです。
それに由来して「塩茶」という名前も付けられたそうです。
この場合、この塩味で口の中の歯と歯茎をよくするという意図があったようです。
私が生協を通じて注文したのは京都の宇治の緑茶を原料にしているようでした。
実際には、このほうじ茶の1パックを大きなヤカンのなかに光マイクロバブル水を入れて沸かし、朝昼晩と好んで大量に飲んでいます。
現段階では、これを好んでおいしくいただく、という段階に過ぎませんが、そのうち、この塩ほうじ茶の効用をいろいろと調べてみたいと思います。
もちろん、塩分の摂り過ぎはいかませんので、ごく微量の含有に留めています。
また、教え子さんからいただいた「梅塩昆布茶」をほうじ茶に入れて飲む場合もあり、これもお気に入りのお茶になっています。
教え子殿、なかなかよかったですよ。ありがとうございました(つづく)。
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