前回の記事の報告の続きです。
トップトリマーの松林智宣さんによって開発されたマイクロバブルフォームの特徴は、抜群に優れた洗浄力を発揮できることにあります。
しかも、この洗浄力は、わずかなシャンプー液の注入によって実現できることから、このマイクロバブルフォーム法は二重の意味において優れているといってよいでしょう。
かれの場合、お湯の量を20リットルに対してシャンプー液の注入量は、わずかに10ミリリットル(ml)でよく、これによって、次のような認識が生まれました。
「臨界ミセル濃度の最低濃度を越えても洗浄力が変わらない」
この最低と思われた濃度が、この0.05%なのです。
これは、光マイクロバブルP3およびP4を用いてマイクロバブルフォーム洗浄・温浴法での「最低濃度」なのです。
今回の「超洗浄装置」は、この最低濃度の限界を大きく突破しました。
今回の「超洗浄装置」は、この最低濃度の限界を大きく突破しました。
そのことが、かれによってみごとに実証されました。
それは、上記の「臨界ミセル濃度の最低濃度を越えても洗浄力が変わらない」という見解を、さらに次のように発展しました。
それは、上記の「臨界ミセル濃度の最低濃度を越えても洗浄力が変わらない」という見解を、さらに次のように発展しました。
「抜群の洗浄力を維持しながら、臨界ミセル濃度の最低濃度をどこまで下げることができるか?」
この挑戦は、非常に重要な究明といえますので、今後、実際に試してみようということになりました。
もうひとつ、松林さんによって興味深い報告がありました。
もうひとつ、松林さんによって興味深い報告がありました。
それは、ワンちゃんにとって日本の高温多湿の過酷な環境下で、多様な皮膚病が発生していることでした。
かれの示した資料を示しましょう。
【日本で多く見られる皮膚病】
・膿皮症:ブドウ球菌が原因、シャンプー療法や抗生物質の投与
・マラセチア皮膚炎:マラセチアという脂の好きな酵母が原因、シャン プー療法や抗真菌 薬の投与
・ニキビダニ症:免疫低下によって常在するニキビダニが過剰に増殖す ることが原因、
・マラセチア皮膚炎:マラセチアという脂の好きな酵母が原因、シャン プー療法や抗真菌 薬の投与
・ニキビダニ症:免疫低下によって常在するニキビダニが過剰に増殖す ることが原因、
シャンプー療法
・皮膚糸状菌症(真菌症):白癬菌などのカビが原因、シャンプー療法、 抗真菌薬の投与
・アトピー性皮膚炎:アレルゲンに対する過剰な免疫反応が原因、皮 膚のコンディション を整えていくスキンケア
日本の高温多湿な環境が大きな原因治療にはスキンケアが必要不可
・皮膚糸状菌症(真菌症):白癬菌などのカビが原因、シャンプー療法、 抗真菌薬の投与
・アトピー性皮膚炎:アレルゲンに対する過剰な免疫反応が原因、皮 膚のコンディション を整えていくスキンケア
日本の高温多湿な環境が大きな原因治療にはスキンケアが必要不可
このように、たくさんの皮膚炎に苦しんでいるワンちゃんがたくさんいます。
これをなんとか改善できないか、という提案が、かれからなされました。
研究会では、これらの症状の特徴を議論し、その治癒法についてもかなり深い検討がなされました。
以上のように、松林さんの報告を受けて、新たな光マイクロバブル超洗浄法と皮膚症に関する有効な改善法が検討され、いくつもの新たな課題が明らかになりました(この稿は終わり)。
コメント
コメント一覧
へえ?ミセル。異なる分子が層状に分布している構造。これはイメージできます。
へえ?臨界ミセル濃度。ミセルが形成され、系に加えられた全ての追加の界面活性剤がミセルとなる界面活性剤の濃度として定義される。これはイメージできにくいです。
へえ?「抜群の洗浄力を維持しながら、臨界ミセル濃度の最低濃度をどこまで下げることができるか?」。面白いですね。
楽しいですね。今から出発します。ではでは。
小生の場合、光マイクロバブル入浴の際、毎日シャンプーはしません。また、ボディシャンプーも二日に一回使用します。何せ、耳栓とシュノーケルを装着し、湯舟に潜り込むだけで、後は光マイクロバブルが勝手に洗浄してくれます。なので、以前と比べ、シャンプーもボディシャンプーも減りませんね。また、シャンプーには硫酸系の成分が入っていますので、使い過ぎは髪・頭皮にダメージを与えます。
注目の実験ですね。「限界濃度」「限界適量」。コスト削減になります。ではでは。