理学療法士のEさん、トリマーのMさん、㈱ナノプラネット研究所のOYさんの三者による熱心な討議が行われました。

 「私は、老健施設において理学療法士として働いています。私の施設では、6割の方々が何らかの足の疾患を持っておられます」

 「施設の入居者は120名を超えていると聞いていますので、その6割といいますと70名を以上になります。多いですね。みなさんは毎日お風呂に入っておられますか?」

 「毎日は無理ですね。2日に1回のペースです。血栓症の方もかなりおられます」

 「デイケアの方も行っておられるのですか?」

 「はい、行っています。通所ケアには毎日75、76人が来られています」

 「やはり、手足の障害を持ておられる方が多いですか」

 「多いですね。リュウマチや白癬症の方もかなり多いですよ」

 「白癬症については、私たちが共同研究を行っている中津の老健施設Nにおいて注目すべき現象が起きています。光マイクロバブル足浴によって、2年目からは白癬症患者が皆無になりました。これによって白癬症対応のケアが不要になりました」

 「それはすばらしいことです。白癬症患者が無くなる、そんなことはあり得ないと思っていました。リュウマチについてはどういう効果がありましたか?」

 「リュウマチ患者には多くの皮膚疾患が多く、先ほどご覧になった皮膚改善の事例はリュウマチ患者さんでした。

 また、リュウマチ患者のなかには指が硬くなり重なっている方もおられますが、その指の間にも光マイクロバブルが入っていって洗浄できたと喜ばれていました」


 「それも現場では歓迎されますね」

 「夜間にトイレに行く回数が激減したことも喜ばれました」

 「それは、どういう理由で起こったのですか?」

 「光マイクロバブル足浴を行うと夜まで身体が温かく、就寝してからも身体が冷えないので、腎臓に行く血液が少ないために尿を作る量が増えないことからトイレに行く回数が減るのです」

 「なるほど、そんな効果があったのですか?」 

 「一晩で10回もいく不穏症の方がいましたが、それが2~3回に減りました。また、その方は、不穏状態が落ち付いて穏やかになられたそうです。私も面談して表情を確かめました」

 「興味深い事例ですね!参考になります」

 こうして、討議は徐々に盛り上がっていきました。

 次回も、その討議の続きを示しましょう(つづく)。

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銀杏