昨夜寝る前に、しらたまちゃんが、「明日、安岐港の魚の競りに行きたい」といってきましたので、家内と一緒に出かけてもらいました。

 競りに、見慣れない小学生が見に来たということで、みなさんに珍しがられたそうです。

 「僕は何年生、どこの小学校?」

 「三年生です。山梨からやってきました」

 「どうして山梨から来たの?」

 「おじいちゃんとおばあちゃんのところに遊びにきました」

 こうしてしらたまちゃんは、ちょっとした人気者だったようでした。

 そのなかのおばちゃんの一人が、競りに出ていたトロ箱のなかからやや小さめの真蛸を取り出して、「これをそのまま食べるといいよ」といってくださいました。

    売り物のトロ箱4箱を3つに減らしてでも、そのなかの小さいタコを「持って行きなさい」という親切、ここに地元のみなさんのやさしい気持ちが溢れていました。

 これでしらたまちゃんは大喜び、帰ってからもその真蛸を取り出して目を輝かせながら説明をしていました。

 バケツ一杯の真蛸、そのすべてが生きていましたので、それらを光マイクロバブル塩分水に入れてやりました。

 その際、蛸がボールから次々に逃げ出していましたので、それを戻す、しらたまちゃんとそれを見ていた妹たちが大声を出してうれしそうでした。

 この真蛸をゆっくり死なせた後に、塩もみ、そして湯がきました。

 その際、湯がきすぎないように短時間で鍋から上げて冷やしました。

 白間ちゃんがもらった小さい真蛸、これを食べたのは50年以上も前のことですので、真に懐かしい思いで、それを丸ごとかぶりつきました。

 塩ゆでを行いましたので塩味もありましたので、そのままでおいしくいただきました。

 小さい真蛸ですので湯がいても硬くならず、真に柔らかく、噛むほどの味が出てきて、こんなにおいしかったのかと感激しました。

 しらたまちゃんも、この小さい真蛸をかぶりつき、そのおいしさに驚いていました。

 おかげで、わが家の食卓はタコだらけ、みんなで格別においしい新鮮なタコを丸かじりしました。

 とても、にぎやかな正月の2家族団らんでした(つづく)。

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国東の真蛸