前回の記事において示した「命と健康の『ものづくり』Ⅱ」における2つ目の課題について検討しましょう。

 ②新たな視点と仮説に基づく科学的探究を行う。

 この視点は、長い間にわたって常に維持されてきたことですので、昨年もいろいろな試みがありました。

 そのなかで、とりわけ重要な究明は、昨年末になって行われた実験でした。

 それについては、2019年12月26日の記事で「2019年最後の実験を終えて」において少し紹介されています。

 これにも明らかなように、この実験は、新たな科学的視点を明確化し、その探究の糸口を切り拓いたことを意味しています。

 今年は、この研究を大いに進めていく予定です。

 そのために、まずはインターネットを通じて基礎情報を集めました。

 しかし、これはあくまでも初歩的な情報収集であり、必ずしも欲している情報が得られるわけではありませんので基礎的なものに留まってしまいます。

 この糸口は、微生物と光マイクロバブルの関係において切り拓かれました。

 微生物といっても多種多様であり、それぞれを、それこそ「しらみつぶし」に調査していく必要があります。

 この作業が昨年末から始まりましたので、具体的症状の事例に則しての調査研究を粘り強く行っていくことになるでしょう。

 そういえば、年末に、ある医学系の学会から7月に年会における特別講演の依頼がありました。

 これをよい目標にして、医学、介護問題と光マイクロバブル技術の新たな究明と系統化がより重要になっていきますので、上記の2つ目の課題研究に「一心不乱」になって勤しむことになるでしょう。

 以上、2つの課題を軸として今年の研究開発を進めていきますので、よい鼠年になるとゆかいですね(この稿おわり)。

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