沖縄4日目は、那覇市においてある企業と面談を行いました。

 そのために、那覇市に少し早めに到着し、県庁近くにあるハーバービューホテルで休憩し、その面談のシナリオを考えることにしました。

 この「港が見えるホテル」は昔からあるホテルであり、その前は米軍の高級将校が集まるサロンだったそうです。

 沖縄県庁のすぐ後ろにある丘の上に建てられており、昔は港と海を展望できたのでしょう。

 今ではホテルや他の建物が林立してきて、それもほとんど見えなくなっていました。

 ここで一人、コーヒーを注文して、これから始まる重要なプレゼンと面会について事前の検討を行ないました。

ーーー さて、どうなるのか?プレゼンについては、事前に送付した原稿があり、それにしたがって説明をすればよく、これで私どもの思いと光マイクロバブル技術をいかに印象深く宣伝することができるかどうか、これを工夫する必要があるが・・・。

 まことに、おいしいコーヒーをゆっくりいただきながら、あれこれと思案しているうちに、迎えの車がやってきました。

 「さすがに、由緒あるホテルだったので、そのコーヒーもおいしかったよ」

といいながら、その料金730円を支払いました。

 なるほど、コーヒーのおいしさは、その料金に比例していて納得でした。

 待ち合わせの場所は、沖縄県庁近くにあるビルのなかにありました。

 簡単な挨拶を終えて、早速、私の相棒とともにプレゼンを行いました。

 今回のプレゼンは、先方の希望もあって植物工場に関する最近の沖縄での取り組みを中心に行いました。

 これは、植物栽培における高温障害を乗り越えた珍しい成果の紹介でしたので、参加されたみなさんには、とても興味深い、印象深い内容を有していたようでした。

 また、私の沖縄への熱い思いもあって、時間を忘れて説明を行ない、討議の時間をかなり超過してしゃべってしまいました。

 このプレゼンの後に、別室で懇親会が開催され、そこでの質疑応答や意見交換が熱心になされることになりました。

 これらの面談によって、どうやら先方は、私どもの植物工場についてかなりの関心を深められたようでした。

 また、互いの懇親を確かめ合うことによって、今後の展開の基礎となる橋頭堡を築くことができたように感じました。

 その夜は、那覇での懇親会が終わった後に、高速で石川まで北上し、植物工場のオーナーとその関係の知り合いの方々とも交流することになり、結構慌ただしい一日となりました。

 こうして、今回の沖縄訪問におけるすべての懸案を熟すことができました。

 翌朝は、朝早く宿舎の沖縄市を出発し、那覇空港に向かいました。

 飛行機は一路北九州へ、機中で今回の沖縄訪問をゆっくり振り返りました。

 「沖縄について、Y夫妻との面会、続いてK教授との食事会、翌日は、植物工場の点検と整備、沖縄高専訪問、企業でのプレゼンと懇親など、今回の旅は、重要な課題がいくつもあり、おかげで、みなさんの支援もあり、それらをひとつひとつ乗り越えることができた。

 これは、私どもの『沖縄プロジェクト』が本格的に形作られてきたといってもよく、『明けもどろの島』らしいおもしろさがでてきたといえるであろう。

 これから、いかにしてその萌芽を本格葉の育てていくのか、その真価が問われることになりそうだ!」

 このような思いを巡らしているうちに、飛行機は北九州空港に到着、外に出ると沖縄の初秋の風とはまるで違って冷たい風が吹いていました(この稿おわり)。

si-sa-55
           シーサー(シェラトン沖縄サンマリーナホテル前)