静かな土曜日の朝です。

 秋の陽光が射し込み、その温かさを求めるようになりました。

 ユッツがよちよち歩きをするようになりました。

 這い這いからの立ち歩きㇸの進化は革命的です。

 手足の機能が完全に分離し、2足歩行によって脳刺激が高まり、これから人間らしく発達していく基礎が形成され始めたのだと思います。

 しかし、まだ、その歩行距離は2m前後であり、ゆっくりと片足を伸ばしてバランスを取りながら歩いています。

 もう一つの特徴は、ユッツの関心事が次々に移り変わっていくようになったことです。

 頭がよく回るようになったからでしょう。

 ユッツが私の仕事場であるセミナー室に抱かれてきたときに、まず目を合わせるとニコッと笑います。

 次に、かれがしたいことは決まっています。

 私の膝の上に抱かれて目の前のパソコンとマウスで遊ぶことです。

 キーボードでは、右手の人差し指で押さえる場所も決まっています。

 マウスはひっくり返して、真ん中のくぼみの部分を同じく人差し指で穿(ほじく)ろうとします。 

 この一連の作業を行うと、もう次に移っていきます。

 この間、わずかに15秒、この移り気が、このころの一歳児の特徴なのでしょう。

 同じころの「しらたまちゃん」も同じでした。 

 おもちゃではあまり遊ばず、家のなかにある家具や装置の方がよく、それらを見つけては触り、時には口に持っていってなめようとします。

 今も、私の周りで、おもしろそうなものを見つけては声をあげて、一人で遊んでいます。

 私は、このよちよき歩きのころが、幼児のなかで一番かわいいと思っています。

 それは、より人間らしく成長を遂げるスピードがアップするからで、その変化がおもしろくてかわいいことにあります。

 最近になって背がよく伸びてきて、私の仕事机の下に入ると頭がつかえるようになりました。

 身体も均整がとれてきて、すらっとしてきました。

 食べ物は、なんでもよく食べるそうで、最近では「混ぜご飯」が好きだと家内がいっていました。

 我が家では、ミカンを潰してジュースにしてあげると、とても喜んで飲んで、お代わりを求める仕草をするほどです。

 この最もかわいいころが今なので、その付き合いを大切にしたいと思います。
 
 ユッツよ、ますます健やかに育て!

DSC_0335yutu-8   オフロスキーの衣装を着たユッツ

 
(つづく)。