先日、近くの里の駅に出向いたときに、店の棚の目立つところに形のよいロメインレタスが並べられていました。

 ロメインレタスは、高級品ですので、近くのスーパーなどではなかなか手に入らない野菜です。

 「これはお買い得」と思って値札を見ると一束100円と格安でしたので、欲張って5束も購入しました。

 あの大きさと出来栄えからして100円は安すぎる、もしかして安すぎる理由があるのかもしれないと思って、その試食を行いました。

 案の定、嫌味と違和感で、一端口に入れたまのの、それを吐き出してしまいました。

 「これは食べられたものではない」

 このまずさが相当なものでしたので、格安で売るしかなかったのでしょう。

 買った時の嫌な予感が的中しました。

 おそらく、この嫌味とまずさは農薬由来のものであり、この成分を抜かないかぎり、まともに食べることはできないと思いました。

ーーー さて、どうしようか?このまま捨ててしまうのはもったいない。

 そこで、これは良いサンプルを得たと前向きに考え直し、光マイクロバブル実験を行うことにしました。

 その実験をどう行ったらよいのか、あれこれ考えながら、その試験を開始しました。

 まだ、その途中ですが、当初の見込み通りの改善傾向が徐々に現れており、これを系統的に条件を変えて継続していく予定です。

 さて、緑砦館1では、ツルムラサキが収穫サイズになってきました。

 先日は、その蔓の先端の若葉の一部を収穫しました。

 まずは、生のままでいただき、柔らかくて嫌味のないおいしさを確認することができました。

ーーー これはなかなか旨い、鍋に入れて温めるとさらに柔らかになり、甘みも増すであろう。

 早速、その夜は鍋にしてしていただき、その新鮮なツルムラサキの葉っぱをいただきました。

 2、3枚の葉っぱを摘まみ、鍋に入れて数秒間で取り出し、いわゆるシャブシャブ状態でいただきました。

 まるで、新雪を口の中に入れたときのように柔らかく、ほのかな甘みも出てきて、こんな上品なツルムラサキは食べたことがないと、思わず感激しました。

ーーー これが、光マイクロバブルツルムラサキの摘み取り新鮮シャブシャブの味か!

 この味とおいしさは、私の脳裏に深く刻み込まれました。

 ツルムラサキは、あまり高級な野菜とは考えられていませんので、こちらでも一袋100円という扱いで売られています。

 大都会でも一袋200、300円という類の扱いでしょう。

 しかし、それが、このように一変して感激と共に高級感を供与できるのですから、「たかがツルムラサキ」として粗野に扱うことはできなくなるのです。

 ここに光マイクロバブル栽培パスの重要性が生まれているのです。

 粗末に扱われがちな野菜が、貴重な野菜に変身し、稀有の無農薬野菜として感激を呼び起こす、これは、真におもしろい現象です。

 この感激と幸福を、みなさんにも分かち合っていただけるようにしなければいけませんね(つづく)。

turumurasaki
 ツルムラサキ(緑砦館1)