先日の親子3人の方々の訪問に続いて、9日には、3組で合計4人の訪問者がありました。

 すでに、2番目の訪問者については予約があり、朝の9時半から午後の15時までの面会時間が設定されていました。

 最初の訪問者は、前日の8日に相棒が福岡で面談されたようで、その折、翌日の予定を尋ねられ、7時から9時までは空いていましたので、そこの時間帯に会うことになりました。

 すぐに会って光マイクロバブルのことを詳しく聞きたい、光マイクロバブルを見たい、とのことでしたので、私どもも、その方の熱意に応えることにしました。

 せっかく、まだ暗いうちに福岡から飛んで来られるのだから、こちらも、その熱意に応えようと朝食を用意することにしました。

 光マイクロバブルの新米と野菜、そして前日にいただいた獲れたてのイワシのシラスなどでもてなすことにしました。

 わざわざ、福岡から愛車のベントレーのオープンカーをぶっ飛ばして来られるのだから、相当に変わった方であろうと推察していましたが、いざ面会してみると、やはり、その推察の通りでした。

 まずは、自己紹介をなされ、かれの生い立ちから話が始まりました。

 かれのお父さんは、地元のある自動車販売会社の社長さんをなされていたようでした。

 この後を引き継ぐようにいわれていたようですが、ここでかれは反旗を翻し、わが道をいくと宣言されたそうです。

 その「わが道」とは、ファーストフードの稼業を新たに興すことでしたが、当然のことながら父親は猛反対でした。

 互いに意地をはり、一歩も譲らず、かれは家を出て、その創業にすべてを賭けたそうでした。

 
「そんなものがビジネスになるか!」

 これが親父さんの言い分でした。

 「そこまで言うなら、見ていてください」

と、息子も意地を通したのでした。

 「わかった。そこまで言うなら、びた一文金は出さないから、お前ひとりでやってみろ!」


 こういって、新たな稼業に取り組んだそうですが、最初は、その食品を車で販売していました。

 当時としては、このような車販売は珍しく、徐々にお客さんが増えていきました。

 そこでかれが考えたことは、その食品の冷凍販売であり、これが大きく発展することになりました。

 世界初の冷凍食品を考案することで、一気に商圏が広がり、
ヒット商品となっていったのでした。

 ここにビジネスの才覚を発揮できたようで、その即断と先見性、実行力が功を奏したのでした。

 「どうして、その食品の開発をなさったのですか?」

 「当時は、小さな規模でしかなされておらず、これを冷凍食品にして売り、家庭で温めて食べていただくことが受けるのではないかと思いました」


 「たしかに、そうですね。気軽に家庭で食べられるようにしたことは画期的なアイデアでしたね」

 こうして話は、どんどん進んでいきました。

 この企業はかなり前から、東アジアの南国に食品工場をつくり、ある野菜の生産とその食品加工をなさってきたようで、それを日本へかなりの量で輸出されているようです。

 南国の気候を生かした農業における大量生産、現地の安い人件費を利用しての食品加工、食品大量消費国日本への輸出で、ひとつの好循環が成り立っていました。

 ここで、おもしろい話が紹介されました。

 それは、まさにこの親にしてこの子ありの典型のように思われました。

 この方の次男坊は、アメリカの有名大学を卒業されたそうで、その方を中心に、その南国での野菜生産と加工がなされたそうです。

 ところが、その次男坊さんは、親の意に逆らって現地の工場の責任者には就任せず、その国や近隣諸国の山に分け入って珍しい野菜を見つけることに興味を抱き、それらを日本で生産する道を選ばれたそうです。

 日本のどこにもないオンリーワン野菜ですから、このビジネスは上手くいっているそうです。

 どうやら、この家系では、親の意に従わないことで独自の成功を求めるという指向があるようで、これはおもしろいと思いました。 

 そこで、話が一段落し、朝食も終えてから、実際に光マイクロバブルを観察していただきました。

 また、それを踏まえて、野菜の加工や食品加工における光マイクロバブル技術の適用方法についても解説をし、興味を覚えていただきました。

 次の予定の9時半まではやや時間がありましたので雑談をしていると、この会長さんの山好きが話題になりました。

 かれの山好きは、高校時代に山岳部に入ってから始まり、それが大学での山岳部活動に結びつき、日本アルプスをはじめ、相当な期間において山暮らしをされてきたそうです。

 「そうか、この方の行動力は、山男に起源があったのか!」

 この山好きは、大学を卒業してからも続いたそうで、何度もヒマラヤ登山を敢行されたそうです。

 この方の元気さ、即断力、実践力は、山と共に洗練されたようでした。

 この山男との光マイクロバブル談義、これはとてもゆかいなことでした。

 次回は、この日二番目の訪問者とのゆかいな会談を紹介しましょう(つづく)。

pakuti-
                   パクチー