本日は、大分からお客さんが来られますので、国東安岐港の市場で魚を調達しに行っていただきました。

 大切なお客さんなので、よい魚があるとよいが、と思っていました。

 「鯛がありましたよ。やや小ぶりでしたが、みんな生きていましたので、これはよいと思ってすぐに買いました」

 このようにいった家内の声は弾んでいました。

 「少々小ぶりであっても、生きていたなら味は抜群、今日は良いもてなしができるであろう!」

 その写真を示しましょう。

tai
                   鯛

 小ぶりといえども体長は20~25㎝あり、立派な鯛です。

 写真からも明らかなように、色つやがよく、体型も均整がとれています。

 市場の魚屋さんたちは、まず、この体型を見て鯛の善し悪しを判断します。

 次に目を見て、澄んでいるかどうかを確かめます。

 最後は、エラを剥ぐってみて、きれいなオレンジ色であればOKと判断します。

 今回は、そのエラの色を家内から教えていただきました。

 それに、みな生きていたそうで、それらの血抜きをしていただきましたので、真に新鮮そのものであり、これがおいしくないわけがない、はずです。

 これまで、何度も国東沖の鯛の味を確かめてきましたので、その最高水準の味は、私の記憶のなかに深く刻まれています。

 早速、その刺身が出てきました。


 たしかに、その刺身は小片でしたが、味は抜群、みごとでした。

 適度に柔らかく、しかし弾力があり、噛むほどに何ともいえない旨さが出てくるではありませんか。

 「これは相当に上等の味だね!さすが、国東の鯛だよ」

 
お客さんも、「こんなにおいしい鯛はめったに食べれない」と、至極喜ばれていました。

 お客さんが帰った後で気になって、この鯛の値段を尋ねました。

 それはなんと1000円、1枚あたりは140円、「これは安すぎる!」と吃驚しました。

 破格のおいしさに加えて破格の値段、これは最高水準の海の幸でしたね
(つづく)。