昨日までの2日間、第30回老健全国大会が大分市で開催されましたので、その展示会に参加していました。

 前日の新聞紙上の案内では、参加者1万人という触れ込みでしたので、その方々が大分市と別府市に分かれてさまざまな会議や発表、展示をなさるそうで、このような機会はめったにないと思って、その展示会に参加することにしました。

 この展示会にも多くの企業からの参加があったそうで、それらが3つの会場において開催されていました。

 私たちが参加した展示会場は、「iichiko総合文化センター」1階ホールでした。ここには30社程度の企業が参加していて、飲用物やマッサージ機械、ICTソフト、器類などにおけるにぎやかな宣伝がなされていました。

 先日の第30回大分県病院学会における展示会を含めて、最近の展示会の事情をよく学ぶことができました。

 まず、その客層は次の2つに分かれていました。

 ①引用や食べ物などの景品付きのところを訪ねて試飲、試食をしたがる層、これには比較的若い方が多いようでした。

 これには、受け入れる側の方もノルマがあるようで、その分必死になって働きかていました。

 また、ある食品のサンプルを食べさせるブースでは、朝から夕方まで立ったままで若い女性がその料理を作り続けていて、大変な作業をなさっていたので可哀そうになりました。

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                展示会での説明の様子

 ②しっかり話を聞いて質問を投げかけてくださるお客さんの層であり、比較的年配の男女、中年の男性が多かったようでした。

 これらの方々に目の前に張られたポスターを見せながら説明していきましたが、途中で必要な質疑応答を繰り返しながら、ほぼ説明を終えると、「カタログはありませんか?」と尋ねてきて、その次には「この装置の販売価格を教えてください」と聞いてこられます。

 ここまでくると、かなり関心を持っていただいたことになりますので、ほぼこちらの作戦が成功したことになります。

 そして、これらの方々が決まっていうことは、「帰ってから上司に相談します」でした。

 帰ってから施設内で開催される報告会において何を紹介したらよいのかをよく考えて、この全国大会に参加された方々なのでしょう。

 南は沖縄、鹿児島から北は秋田、山形まで、たくさんの方が来られていましたので、私どもの光マイクロバブル足浴装置が広く知れ渡ることになりました。

 また、これらのなかには、直に足浴体験をしたいという方もおられました。


 話を聞いて理解するよりも、実際に自分で体験する方がより解りやすく、どなたも、その「ここちよさ」を大いに満喫されていました。

 とくに、2日目に来られた、本ブログでおなじみの「教え子」さんは、すぐに足浴に入られ、そのここちよさに感動しておられ、本足浴装置のユニークさと洗練さを実感されたようでした。

 私どもも、これらの人々の反応を確かめることができましたので、この技術開発とその商品化に関する思いをより強めることができました。

 未曾有の超高齢化社会を迎えつつある今日、その反映が、老健全国大会の参加者数やその方々の意識に現れているように思いました。

 真に良い勉強になった二日間でした(つづく)。
 
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展示会の様子