先週の土曜日、下記のプログラムで第26回ナノプラネットゼミが開催されました。

 プログラム


 
09:30~10:10 話題提供 あいうべ体操について 大成京子

  10:10~11:00 話題提供
② SINIC理論について 大成由音

  11:00~11:50 話題提供③ 歯科医との共同研究について 大成博文

  11:50~12:30 総合討論 

 ①については、実演を兼ねたおもしろい体操が紹介されました。

 まず、舌の先が、どこにあるかについて問われ、私と相棒は、ともに下歯の内側だと答えると、それが「危険な証拠」といわれました。

 これには、私もちょっと驚きました。

 このように舌の先が下がっていると、いびきをかくようになり、口臭や口が乾く原因にもなるそうです。

 いわば、舌の先の下がりは、体調の最悪の状態を示しているのだそうで、正常な方は、その先が上歯の内側のやや上部まだ上がっているのだそうです。

 そこで、あみ出されたのが「あいうべ体操」だそうで、大きな声で、あるいは、声を出さずに「あ」、「い」、「う」、「べ」といい続けるのです。

 だれでも簡単にできますので、多くの方々に採用されています。

 この話を聞き、さっそくみんなでこの「あいうべ体操」を楽しく行いました。

 顎の周りの筋肉がよく動くようになり、張りがでてきて気持ちもすっきりしてきたようで、これを習慣付けしようと思いいました。

 
②については、立石電機(その後のオムロン)の創業者である立石一真さんが考案した「SINIC(サイニック)理論」が紹介されました。

 この理論は、最近若い方々からも注目を集めているそうで、話題提供者も最近、ある経営コンサルタントの方から教えていただいたとのことでした。

 この理論は1970年台半ばに発表され、オムロンの経営の中心になってきたもので、創業者が文字通り実践してきたビジネス思想でもありました。

 また、この理論が優れていたのは、みごとなまでに未来を予測したことであり、次のような時代区分がなされていました。

 情報化社会(1974年~)
 最適化社会(2005年~)
 自律社会(2025年~)
 自然社会(2033年~)


 この区分にしたがえば、現在は「最適化社会」に突入しており、その解説を読むと、ぴたりと言い当てていて、まさに立石一真さんの慧眼が、ここに示されています。

 さすが、第一線で鍛え上げ、洗練され続けているだけに、これは学びがいのある理論だと思いました。

 ③については、歯科医との共同研究を開始するにあたり、その研究項目について討議を行いました。

 これらは、口腔内洗浄、歯周菌駆除などに関することで、これらに関する新たな装置開発を含む技術開発の課題が検討されました。

 これらを踏まえ、具体的に現場の歯科医師に提案を行い、研究課題を煮詰めていくことになりました。

 今回も話題豊富で豊かな討議をすることができました(つづく)。

 次回は、9月21日(土)9時30分からです。

 ご希望の方は、下記までご連絡ください。

 電話 0978-64-8155

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