その運命的出会いは、今年の2月に大分市で開催されたゆけむりアクセラレーションプログラムのファイナルサミットにおいて実現されました。

 このプログラムは、大分県が中小企業を支援するために始めた事業であり、その特徴は、ベンチャー企業を支援しているデロイト・トーマツ監査法人会社がマンツーマンで、そのプログラムで選ばれた企業を丁寧に個別指導することにありました。

 そのファイナルサミットにおいて私の相棒(㈱ナノプラネット研究所代表取締役)がプレゼンテーションを、あるデロイト・トーマツの社員が熱心に耳を傾けておられました。

 じつは、この方は、「ゆけむりプログラム」の支援において別の企業(E社)を支援されていました。

 目から鱗が落ちる、あるいは、地獄に仏といってよいと思いますが、私の相棒のプレゼンが、この方に小さくない驚きと感動を与えていたのでした。

 「プレゼン、なかなかよかった。上手かった」という程度の評価は、よくあることですが、かれの場合は、それが腰を抜かすほどの吃驚現象だったのです。

 それは、なぜなのか?

 じつは、かれには、この数年間において検討してきたニュービジネスモデルがあり、それにおいて一つだけ解決できない重要な課題がありました。

 いろいろと調べ、現場に何度も赴き、その道の専門家に尋ねても、それを解決できる方法はないといわれ続けてきました。

 せっかくのビジネスモデルが、この問題の解決なしには成立せず、かれにとっては、どうしてもブレイクスルーしなければならない課題だったのです。

 サミット会場での、かれの驚きは尋常ではなく、驚愕そのものでした。

 「こんなところに解決策が転がっていたのか!」

 かれは、このプレゼンが終わると、私の相棒が行っている展示場にすぐに赴き、それから延々と1
時間半にわたって質問攻めを行ったのでした。

 かれの質問が的を射ていたせいでしょうか、かれらの周りには「黒山の人だかり」ができていました。

 かれ曰く。

 「ここでYOさんに出会っていなかったら、私のニュービジネスモデルは、日も目をみることはなかったでしょう」

 この感激の出会いからのかれの動きは、疾風のごとく速く、すぐに、その問題を自分自身で確かめようと、実際に国東に来られて実験をなさいました。

 「これで間違いはない。私の直観は的を射ていた!」

 この実体験を経て、かれのニュービジネスモデルは、より周到な準備が進められるようになりました。

 このモデルは、まさに、その業界の方々にとっては「命と健康の『ものづくり』」に関することであり、間もなくのビジネス開始によって、その本格的なブレイクスルーがなされることになるでしょう(
つづく)。

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ブルーセージ