このブログに度々コメントを寄せてくださる「教え子」さんの勧めもあって、光マイクロバブル湯に「温泉の素」を入れて相性を調べる研究に着手しました。

 光マイクロバブルを温泉に導入してきた事例はいくつもありますが、それぞれの温泉の良さをより一層引き出す作用が働くことを確かめてきました。

 しかし、わが家においては、それだけで十分に温泉効果がある、すなわち温泉通いをしていた人が温泉に行かずに、自宅の光マイクロバブル湯でよいと変わってしまう効果があることから、私も、自宅の光マイクロバブル湯に温泉の素を入れることについてはあまり関心を持っていませんでした。

 しかし、今回は、その熱心な実践者である教え子さんの意見に耳を傾けてみることにしました。

 先日、近くのホテルに食事に行った際に、売店に立ち寄ると別府の村上商会販売の「温泉の素」が目に留まり、購入しました。
 

 これは、プラスチック容器に赤茶色の温泉液が入っていました。

 別府温泉では、昔から「湯の花」と呼ばれる粉状のものが販売されていましたが、おそらく、それを使いやすく液体状にしたものではないかと思いました。

 湯船のなかに、キャップに一杯の「温泉の素」を注ぐと、まず、硫黄の臭いがツンとしてきました。

 能書きにある通り、「多硫化態硫黄」由来の臭いだと察しました。

 同時にバスクリンと同じ濃い黄色の液体が広がりますが、これが拡散していくと、なぜか、すぐに,その臭いは消えてしまいます。

 同時に、お湯は乳白色に変化して温泉らしくなります。

 もう一つの成分である酸化カルシウム(湯の花のなかに多く含まれている)が、この乳白色化に寄与しているのでしょうか。

 この色は、長時間経っても消えることはありませんでした。

ーーー そうか。この温泉の素の特徴は、最初の硫黄の臭いと乳白色の濁りにあるようだ。硫黄臭がすぐ消えたのは、光マイクロバブルによって生まれる弱アルカリ化成分と反応した結果と思われます。

 酸化カルシウムは、同じアルカリ化物質なので光マイクロバブル水に馴染み安いのでしょうか。

 この成分は、「湯の花」のなかにも多く含まれているようです。また、硫黄成分も含めて保温性に優れているという説明ありました。

 光マイクロバブルの発生によって際立つような変化はありませんでした。

 また、肌の方もまだったばかりなので、さしたる変化は認められませんでした。

 今後、何度かの試験浴を重ねることによって、その詳しい効能を調べてみたいと思います。

 ふしぎなことに、この実験を開始した後で、次のサンプルが家族の一員から届けられました。

 ①「湯の花」明礬温泉 岡本屋 家族推奨

 ②昼神温泉郷 湯ったりーな 昼神 教え子さん推奨

 これらも順次試していくことにしましょう。

 光マイクロバブルと温泉のダブル効果、この探究には、なんだかワクワク感を覚えますね。

 これで、あの「教え子」さんとは、さらに熱烈なコメントバトルが燃え上がることになるでしょう
(つづく)。
yunomoto
湯の素(別府温泉)