教え子さんのコメントの続きです(青字と緑字)。

 飼い恐怖を感じる状況では、コルチゾールの値は自ずと急上昇する。

 だが、この物質の長期的な影響は、ゆっくりと伸びる毛髪に記録されている。

 ロス氏らのチームは、イヌの活動レベルの季節差やライフスタイルなど、あらゆる変数を吟味したが、イヌの不安の強さと最も相関が高かったのは、飼い主の不安の強さだった。

 言い換えれば、飼い主の毛髪のコルチゾール値が高い場合、飼い犬の毛のコルチゾール値も高かったのだ。

 興味深いことに、この関係が逆方向に作用することはなかった。

 論文によれば、イヌが不安を感じていても、それによって飼い主が不安になるという証拠は見つからなかったという。

 逆に、イヌは飼い主の体臭や、同じ場所を歩き回る、爪を噛む、過敏になるといった行動の違いなど、かすかな変化に気付いていたらしい。

 「当初は、この結果にとても驚きました。しかしイヌにとっては、日常生活の大部分を占めるのが飼い主です。一方、飼い主の生活にはイヌ以外にもさまざまなことがあります」

とロス氏は話す。

 イヌの行動の専門家で、カナダ、ブリティッシュコロンビア大学の心理学者スタンレー・コレン氏は、今回の研究結果について、近年、証明が進んでいる「イヌは人の感情を読み、その通りに反応する」ことの裏付けだとコメントしている。

 アニマルセラピーのすすめ

 新たな発見は、不安を感じやすい人はイヌを迎え入れるべきではないという意味ではない。

 むしろ、その逆だとコレン氏は言う。

 実際、くたくたに疲れた人も、イヌがいればリラックスする助けになるかもしれない。

 全米不安障害協会は、日常生活のストレス要因に対処する1つの方法として、ペットを飼うことを勧めている。

 医学研究でも、イヌのそばにいると血圧が下がることがあるという結果が出ている。

 ロス氏ら研究者たちは、飼い主の不安感がペットの長期的な健康に与える影響は調べていない。

 しかしコレン氏は、愛犬に何が起こっているのか理解しようとするなら、自分自身の行動について考えてみるよう、強く勧めている。

 すごいですね。ワンちゃんは!!!。

 この論文で小生が特に注目するのは下記2つの部分です。

 ①イヌの能力は、1万年以上にわたって人間と生活を共にする中で磨き上げられてきた。

 ②論文によれば、イヌが不安を感じていても、それによって飼い主が不安になるという証拠は見つからなかったという。逆に、イヌは飼い主の体臭や、同じ場所を歩き回る、爪を噛む、過敏になるといった行動の違いなど、かすかな変化に気付いていたらしい。


 現代の超ストレス時代にペットは必要不可欠な動物なのかもわかりません。

 しかしながら、「飼い主のストレスは愛犬にうつる」というのは人間のエゴ以外の何ものでもありませんね。

 ここで、「光マイクロバブル」が登場します。人間には「B2」イヌには「P4]を使うことで、人犬双方が健康で文化的な最低限度の生活を営むことができるものと考えます。

 ドクター。我々の『責任』は重たいのかもわかりません。

 もはや『使命』と言えます。責任をもって使命を遂行しましょう。ではでは。

 その通りで、まずは、教え子さんの結論に賛意と共感を示しておきましょう。

 この世のなかに、光マイクロバブル洗浄・温浴装置P1~P3、そして今はP4を送り出してきた私どもの責任は小さく、そして軽くありません。

 ヒトとイヌの長い間の付き合いを考えると、それは重要な「使命(ミッション)」といってもよいでしょう。

 その責任と使命を果たすことが私どもに課せられた仕事であり、今後も、光マイクロバブルPシリーズ商品を開発し続けることによってマイクロバブルフォーム洗浄・温浴法を、さらに発展させていくことが求められています。

 さて、上記のロスさんらの研究結果について考察を加えましょう。

 「イヌには、飼い主が持つストレスを感じ取る能力があり、それを受容することによって飼い主とより親しくなり一体化する。

 その一体化によって飼い主はますますイヌを好きになり、その絆が強化される。

 しかし、イヌのストレスは、ヒトには伝播しない」

 ここで、前回示した身体中に毛がなかったイヌの事例を考えてみましょう。

 このイヌを拾ったときには、全身から被毛が抜け落ちていたらしく、そして、身体が痒く、そこを掻きむしったために出血があり、どうしようもない状態だったそうです。

 獣医師に診てもらっても、打つ手はなかったらしく、途方に暮れていたときに、トリマーのJさんに相談されました。

 かれは、今なお現役で世界的コンテストで何度も優勝されている、日本を代表されるトリマーのお一人です。

 これまでも、いくつもの困難を突破されてきたことから、このイヌを快く受け入れ、その光マイクロバブル試験が開始されたのでした。

 ここで、もうひとつ重要なことは、その飼い主さんは、ほんとうに優しい心の持ち主だそうで、その方に拾われたことでした。

 獣医師に見放されても、それを「何とかしてあげたい」と思い、Jさんに懇願したのでした。

 以来、この飼い主さんは、このイヌを可愛がり、このイヌと一緒に寝ることもあるとのことでした。

 極度のストレスを与えられ、全身の毛が抜け落ち、身体中を掻きむしっていたのですから、イヌの気持ちに寄り添えば、自暴自棄になり、頭はパニック、このままであれば死も近いと感じていたはずです。

 ところが、ここに、この捨てられたイヌを拾うヒトが現れ、今度は、逆に愛情いっぱいの施しがなされるようになったのです。

 「地獄に仏」、長谷寺の『わらしべ長者』に例えれば、6m余の金箔の観音様から「お告げ」をいただいたのと同じことが起こったと思ったはずです。

 このイヌは、元の飼い主のストレスを一心に受容したために、自らの心身と命を削るようになって死の直前にまで追い込まれて捨てられたのでした。

 イヌが偉いのは、その自分のストレスをヒトに示さず、影響を与えないことでした。

 これは、ヒトの赤ん坊や幼児においても同じことがいえ、親のストレスを感じることはできても、自分のストレスを親に伝えることはできません。

 おそらく、イヌ自身が持っているストレスを何らかの方法で(たとえば言語で伝える)伝えることができていたら、イヌとヒトの関係は、今日まで長く続くことはなかったでしょう。

 ヒトのなかには、勝手な方も必ずいますので、そこではイヌと人の争いが生まれていたでしょう。

 そのことはアニメ映画『もののけ姫』においてイノシシとイヌを入れ替えてみれば、すぐに解ることです。

 そこで、「問題の核心は?」というと、飼い主さんとトリマーのJさんによって、溢れんばかりの愛情を注がれた、あのワンちゃんがどうなっていったか、にあります。

 すでに、その兆候は、あのみごとな写真の結果に現れています。

 その証拠写真を再度よりクローズアップさせて掲載しましょう。

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被毛が生え始めたワンちゃん

 
 この写真をよく観察すると、全身に小さな被毛が出現し始めていることが明らかです。

 拾ったときには、被毛がまったくなかったそうですから、この被毛の発生だけでも、飼い主さんはお慶びされたことでしょう。

 また、トリマーのJさんも、マイクロバブルフォーム洗浄温浴法の有効性に確信を持ち始められたのではないかと思われます。

 これについては、そのうち、「ゴールドクラウン現象Ⅲ」として詳しく報告する日がやってくるでしょう。

 見捨てられたイヌに、いっぱいの愛情が注がれた結果が、被毛の発生に結びついた、これが上図の写真に示されたことです。

 おそらく、この被毛に含まれるストレスホルモン「コルチゾール」は相当に減っていることでしょう。

 ここで重要な問題として浮上してくるのが、愛情ホルモン「オシキトシン」との関係です。

 このホルモンの増加によって、ストレスホルモンが減少していく可能性が考えられます。

 良い機会ですから、これを「重要な仮説」として持つことにしましょう。

 ストレスに打ち勝つのは、愛情である、この命題を追究することにしたいと思います。

 教え子さん、よい情報提示をありがとうございました(つづく)。