臭いの問題で、飼い主さんから、次のような意見が寄せられています。

 「以前は、ワンちゃんを洗ってもらっても4、5日もすると臭いがしてきて、すぐに元通りの気になる臭いが出ていました。

 ところが、光マイクロバブルでマイクロバブルフォーム洗浄を行うようになってからは、3週間経っても臭いが出てこないので、これはすごいと感心しています」

 このような臭いに関する感想は、数多くの飼い主さんから得られていますので、これが、光マイクロバブルP4の最大の特徴のひとついうことができるでしょう。

 さて、このように「臭いの戻りが遅れる」原因は、どこにあるのでしょうか。

 熱心なトリマーの方ほど、ぜひ、その原因を知りたいと思われているはずです。

 すでに述べてきたように、臭いが完全に落とせない原因は、被毛や皮膚の一部に、臭いの源となる脂質がわずかに残って付着していることにありました。

 スライド1をご覧ください。

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 ワンチャンの被毛や皮膚には、大小さまざまな汚れが付着しています。

 ここでは、その汚れを、大小のものに限って二種類に分けて考えることにしましょう。

 この小さい汚れは、上図のゴマのように描かれています。

 さて、ここで、みなさんに考えていただきましょう。

 上図の「小さな汚れ」と「大きな汚れ」を比較すると、どちらが落ちやすいでしょうか?

 ここで考える必要があるのは、それらの汚れが有する電気的な強さ(「電位」という用語が使用されています)です。

 この場合、被毛や皮膚が有する電位はマイナスです。

 これに、プラスの電位を有する汚れが、しつこく付着して蓄積されていきます。

 ここで問題になるのは、大小の汚れの、それぞれが持つ電位の大きさです。

 じつは、汚れであれ、何であれ、小さい物質ほど、それが有する電位は大きいのです。

 ですから、同じ汚れであれば、小さいものほど電位が大きく、大きい汚れは、それに比較して電位は小さいことから、より汚れが剥がれ落ちやすくなります。

 「小さな汚れは、電位が大きく吸着しやすいので落ちにくい」

 「大きな汚れは、電位が小さく、被毛や皮膚への吸着力が弱い」

 これに対して、マイクロバブルフォームの方は負電位を有し、その絶対値も同一ですので、小さな汚れも大きな汚れも同じように剥がして洗浄することができるのです。

 そのメカニズムをスライド2に示しましょう。

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 マイクロバブルフォームは、小さな汚れにも付着し、その表面張力によって、汚れを剥がし、洗い流す能力を有しています。

 この小さな汚れは、これまでの洗浄法では完全に落とすことができなかったので、臭いの完全除去ができませんでした。

 そのために、洗い残した汚れに細菌が増殖して臭いを再発生するようになるのです。

 ところが、マイクロバブルフォーム洗浄法においては、小さな汚れを完全に除去できますので、その臭いの源がなくなることから、臭いの再発生が、従来の3倍以上の期間(3週間前後)になるのです。

 ここに、マイクロバブルフォーム洗浄・温浴法の小さくない特徴がありますので、その理解をよろしくお願いいたします(つづく)。