先日、地元のある企業の方が来られました。

 とてもひたむきな方で、私どもに、ある開発のことを熱っぽく語られていました。

 その後、二度目の来訪もあり、さらにインターネットによって、その開発テーマを調べて来られたそうで、その説明も受けました。

 どうやら、その開発を、ぜひとも成功させたいようで、その知恵を貸してほしいとのことでした。

 この提案は、ある植物栽培のことでしたが、それについては、こちらも経験がなく、これを契機に調べてみようか、という気持ちが湧いてきました。

 この「やる気」が泉のように湧いてくると、次の行動が生まれてきます。

 今回は、それが、何はともあれ、実際に試してみようという気持ちに変改していきました。

 まずは、1)興味を抱き、2)基本的原理を調べて考え、3)実際に試してみる、このプロセスを辿ることになりました。

 2)の「考える」においては、それを究める、すなわち考究を行うことが大切であり、そこに「重要な何か」が潜んでいるはずであると推測を行いながら、3)の試験へと進んでいきました。

ーーー さて、実験装置をどうしようか? ネット上では簡単な市販品もあるようだし、手作りの装置を作ってもよいのだが・・・。

 と思案しながら、今回は、市販の簡易装置を購入することにしました。

 これが役に立つのかどうか、それも、実際に使ってみないと正確にはわかりませんので、早速アマゾンで購入いたしました。

 その品定め、価格、性能などの検討においてアマゾンは非常に重要な情報を提供してくれますので、確かに便利です。

 国東という田舎にいながら、このような情報が簡単に手に入れられるのですから、そのハンディはほとんどありません。

 あの大都会の喧騒のなかで、しかも高物価の商品の山に囲まれ、人、人のなかで生活するよりもはるかに。ここ国東は人間らしく、そして便利に商品を手に入れることができます。

 さて、ここで、この実験をどう成功させるのか?

 この思案のなかで、私には、きっと上手くいくのではないか、という予感がありました。

 それは、類似の実験を何度も行ってきており、その成果を踏まえれば、ある程度のところまでは達成できるであろうと思っていました。

 まず、種が先に届きました。

 外国産の種であり、これが農薬まみれになっていることが予想されましたので、この除去をどうするか、が第一の関門でした。

ーーー これを実現しないと、よい品質のものができないであろう。

 この農薬まみれが、成長や味に大きく影響してくるはずだから、これをどうしたらよいのか、これが第1課題でした。

 第2の課題は、いかに成長促進を実現させるか、でした。

 種の場合、1)発芽に至るまで、2)発芽後の2つの過程が存在します。

   種のなかには、発芽を誘起させるプログラムが組み込まれた要素があり、これにある種のエネルギーを与えることが重要であり、それが水温や気温です。

 これをいかに有効に引き出させるか、これが重要な課題といえます。

 2)においては、発芽後の成長促進を可能にする要素であり、これにも、それを可能させる何らかのエネルギーが必要となるでしょう。

 この1)~2)の過程においても、上記の農薬成分や汚れなどの成長阻害成分を除去させることが重要であり、その除去率に比例して、その成長の達成度が決まってくるのではないでしょうか。

 これらには、仮説の問題も含まれており、その科学的検証が今後重要になってくるでしょう。

 さて、気になることは、その試験の結果ですね。

 ご安心ください。

 予想以上に、この試験は上手くいったようで、今後に期待を残すことになりました。

 なにせ、この試験は、ほぼ毎日、自分の舌でたしかめ、評価できるという楽しさがあります。

 昨日は、その素敵な味に鼓舞されましたので、久しぶりに女神が微笑んだのではないかと思うことができました。

 「エォリア!」ですね。

 こうして、また、新たな課題を見出す「きっかけ」ができたようで、この成果を着実に発展させて本物技術に仕上げていくことが重要です。

 そのうち、その暁には、みなさまにも披露できると思いますので、今日は、この辺で筆をおくことにしましょう。

BURU-6
 ブルーセージ