今日は日曜日、この1カ月半、緑砦館における作業ができないままで、野菜たちに大変申し訳ないことをしてしまいました。
植物は、世話をしてあげないと、成長が止まり、終いには朽ちてしまうこともあります。
ここが露地栽培とは異なるところであり、今回は、私としては、「乾坤一擲(?)」の仕事に没頭していたことで、緑砦館野菜の世話をほとんど行なうことができませんでした。
結局のところ、この作業は、4月の初めに始まり、その月末に終了、連休に入って身体を休めていたら、その後半に別件の申請書づくりの支援をすることになり、またまた。それに専念することで連休明けを迎えることになりました。
ーーー脱兎のごとくの1か月半だったか!このような取り組みは久しぶりのことだった。
そして今、その仕事が一段落し、その疲労もようやく抜けてきて、気分も「平常」を取り戻してきましたので、やや余裕がでてきました。
そんななかで、昨日は、久しぶりに、その緑砦館に入り、全体の様子を観察しました。
季節は5月になり、野菜たちにとっても、一番育ちやすい季節といえますので、これから、大幅な手直しを行い、徐々に状況を好転させていく必要があることを痛感いたしました。
本日の午後からは、久しぶりに、緑砦館での作業に取り組み、よい汗を流すことにしましょう。
まず、最初の作業は、大量に生えているセロリがかなり大きくなって終わりかけていますので、この収穫から開始します。
周知のように、セロリ生育の終盤を迎えますと、真ん中に丸くて太い茎が1本、真直ぐに伸びてきます。
これが伸びて、そこに大切な花を咲かせ、実を形成させるための茎なのだと思います。
じつは、この茎が非常においしく、最高水準の味になります。
これまでも、これを好んで食べてきましたが、今年は、この茎の出来がよく、この
2、3日は、それが食卓に上ってきて、そのおいしさに感激しています。
昨日は、焼き肉をみんなでいただきました。
その折、チーズをプレートの上に置いて柔らかくし、それを、このセロリの茎にくっ付けて食べると大変おいしい味になり、食がどんどん進みました。
その丸い茎の生え具合を示しましょう。
おそらく、成長過程の最後において、栄養も水分も、ここに集中させることによって、開花と実入りを促進させようという機能が働くからなのでしょう。
コリコリとして歯触りがよく、やや甘みがあり、一切の嫌味が抜け出て、なにか別の果物かと思わせるほどの純粋な味がします。
家内も、「最高のフルーツではないですか」と感激しながらいただいていました。
しばらくは、この最高水準のセロリをありがたくいただきながら、緑砦館の再整備に勤しむ生活を楽しむことができますね。
本日も、このセロリの収穫が大量になされることになりますので、それを近所のみなさまにお裾分けし、喜んでいただけくことにしましょう。
セロリの茎
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