先日の第44回マイクロバブル研究会の報告の続きです。

 私どもの「ゆけむりアクセラレーションプログラム」の成果の報告に続いて、その討議を行いました。

 ここでは、S会員による追加説明もあって、より具体的でリアルな解説もなされました。

 とくに、先の「ゆけむりサミット」の際には、私どものプレゼンを大分県知事が非常に関心を持って聞かれていたそうで、その時の様子が、S会員から直に紹介されました。

 そして、この度オープンになった大分県動物愛護センターにおける光マイクロバブル装置の利用に関する話が、とんとん拍子で進むことになりました。

 また、このS会員は、県内の中小企業のみなさんのスタートアップを支援されていることから、非常に顔が広く、このプログラムの進展を踏まえて、引き続き小さくない支援をしてくださるようで、その意味での本プログラムの成功をとても喜ばれていました。

 その後、自由討論へと移行し、そこでは、新たに参加されたKさんの最近の農作物への光マイクロバブル水の利用問題が紹介されました。

 また、これについては、別のS会員の今年度の計画の説明もあり、併せての農業振興に関する議論が活発になされました。

 Kさんによれば、今のところ、その試みにおいては順調な成果が出てきているようで、それをさらにどう発展させるかについて集中的な意見交換と議論がなされました。

 また、そのS会員は、すでに3年前から、この農作を実践されており、その重要なノウハウについても忌憚なくご教示されていました。

 国東の農業を発展させるために、このような協力はとても大切であり、私どもも、それに貢献できれば幸いと思っています。

 今年は、この二例に加えて、もう一つの試みもなされていますので、量的にも大きく拡大していくことになります。

 残る問題は、個々の事情に合わせて、いかに工夫するか、その質をそれぞれ向上させることであり、これが今年の重要な課題といえそうです。

 このようにして、本研究会においてっも、地域の課題に実践的に取り組む事例が徐々に出てくるようになりました。

 第44回とは、足掛け4年に迫る歳月を経たことを意味しています。

 この農業の発展を契機にして、ますます地域に根ざすことを進めていくことが重要ですね(この稿おわり)。 

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 国東市来浦で見つけた菜の花
 (背丈は1.5mもありました)