昨日は、久しぶりに大分県中津市のK整形外科病院のK理事長に会いに行きました。

 お土産に、私どもが育てたジャンボセロリとクレソンを、K先生、息子さんのK病院長、私どもの担当者のOさんの3人に持っていきました。

 K理事長は、とてもお元気のようで、約2時間の歓談を行うことができました。

 冒頭、昨年12月の東京での学会講演(私の相棒が行った講演)を聞かれた感想を述べられ、「とてもすばらしかった」と評価をしてくださいました。

 この表敬訪問には、次の2つの目的がありました。

 ①新たに開発した装置を試験・評価していただく。

 すでに、先行して同一の装置を送付済みでしたので、さらに、要介護者のみならず、介護側の方々にも使用していただき、評価をしていただくようにお願いをいたしました。

 その際、その先行装置を用いて行っていただいた試験結果が出ていて、その紹介もなされました。

 「これは、すごい。すばらしい結果ですね」

 その写真を見て、思わず、驚きながら、こう呟きました。

 94歳の女性の方でしたが、あちこちの医者を尋ね、何とかしてくださいと頼んで周ったそうですが、どうしようもないといわれていたそうでした。

 それが、みごとに改善していて、そこには、真に「吃驚現象」が起きていました。

 この写真を見て、私の脳裏には、ある犬の写真が浮かんできました。

 その犬には毛がまったくなく、皮膚が、そのまま露出していました。

 おそらく、相当に痒く、掻きむしった後がいくつもあり、身体じゅうが血だらけになって赤くなっていました。

ーーー あの犬と同じだ!

 その犬が、著名なトリマーのJさんの光マイクロバブル装置を用いた工夫と献身的な努力によって徐々に改善し、とうとう身体全身に毛が生えるようになりました。

 私流にいえば、これは「ゴールドクラウン現象」の一つでした。

 それと同じような劇的効果が、今度は犬ではなく、ヒトによって現れているではないですか。

 これには、さすがに私も驚きを隠すことができませんでした。

 また、K先生も、貴重な症例だと低くない評価をなされていました。

 さて、この症例を引き出した同型装置を新たに持参しましたので、これから、もっと貴重な試験結果がもたらされることになるでしょう。

 また、この病院の付属施設Nでは、以前に共同研究を行った際に導入した装置も活用されており、これらについても、要介護者のみなさまに有効利用されていますので、その成果についても報告を受けました。

 K先生とは、これらの成果を踏まえ、さらに、共同研究をどう発展させていくかの話になりました。

 これについては、超高齢化社会を迎えている今日、医療リハビリや生活リハビリがますます重要になってきていて、これに備えて病院を増設するという計画が紹介され、それに備えたテーマで共同研究を進展させていくことが非常に重要であることについて、相互の認識をかなり深めることができました。

 そこで、今回持ち込んだ新型の装置のやや詳しい説明を次のように行いました。

 1)光マイクロバブル発生装置の数を、前装置(現在活用されている)と比較して6分の1に減らし、小型化、軽量化した。

 2)しかし、その性能は数倍にアップさせた工夫を行ったので、結果的には、数倍×6倍になった。具体的には、20倍程度になったのではないかと推測している。

 3)使いやすさ、運搬しやすさをかなり改善した。

 4)商品化モデルに近づけたので、その低価格化、量産化が可能になった。

 この1)と2)については、K先生がまず驚かれ、「そんなことが可能なのですか?」とふしぎそうな表情を示されていました。

 また、4)についても喜ばれておられました。

 直接の担当者の方も1)と3)を評価されていました。

 このように、実際の現場において、期待され、評価されなければ、この種の類の装置はほとんど開発の意味がありません。

 現場に根ざした開発こそ、そこで宝物として生きるものであり、そのことの大切さを、K先生は、他との比較を行いながら、しみじみと強調されていました。

 これは、その視点から技術開発、商品開発を持続的に粘り強くコツコツと行わないと、できない仕事であり、その重要性を改めて認識することができました。

 そして、「新たな『ゴールドクラウン現象』が、これから次々に起こるのではないか」という思いを新たにし、そのかすかな気配を感じました。

 2つ目のお願いについては、次回で紹介することにしましょう(つづく)。 

sannchu0322
サンチュの花の蕾(背丈は1mを越えました)