だいぶ春めいてきました。

 花粉の飛散もピークを過ぎたのでしょうか、暖かくなってきて外にでて日光を浴びて散歩に出るのもよい季節です。

 先日、ホームセンターにいって、たくさんの苗を買ってきました。

 そのすぐ前にも2籠分(48株)購入していましたので、併せて200株弱となり、これらを順次移植していくという、私にとっては「大作業」が待ち構えています。

 「そろそろ、身体を動かそうか」 

 ここは、意を決して移植作業を開始することにしました。

 ひとまず、最初に購入していた48株のセロリ、サニーレタス、サンチュの苗の砂落としを行い、それらをAレーンに移植しました。

 水耕栽培において露地栽培で育てられた苗を移植する場合に、最も労力を要するのが、この苗の砂を取り去り、きれいに根の部分を洗浄することです。

 これを完璧に行わないと、そこに嫌気性菌が蔓延り、根腐れの原因となってしまいます。

 ところで、このAレーンについては、その栽培方法を新たに改良し、浅水流方式にしましたので、その検証も兼ねての試験栽培を行っています。

 そのため、その様子を観察しながらの栽培です。

 ここでは、徐々に移植株を増やしていくことになりますので、残りの苗については、別の水路に、その移植場所を確保していくことになります。

 その候補の第1は、緑砦館1のBレーンです。

 ここには、未だ200数十本のセロリが大きく育っていますので、ここの整理を行いながらわずかな移植場所を見つけては追加移植をしていくことになるでしょう。

 そのために、まず、このセロリ群の横に伸びた茎の収穫を行っています。

 同時に、その周辺の枯れた葉や茎の清掃も行っていますが、これにも時間がかかっていますので、

 1)毎日かなりの量のセロリしっかり収穫してセロリを食べる、

 2)それでは遅々として進展しないので近所にセロリを配って食べていただく、

 3)それでも、セロリが多すぎる場合には、近くのパン屋にサンプルとして持っていって試していただく、

 4)最後には、ガレージセールを開いて、格安で近所の方々に買っていただく、などを考えて楽しんでいます。

 それにしても、この光マイクロバブルセロリの評判がよく、先日も、2つのベンチャーキャピタルの方々が来られた際に、これを試食していただきました。

 これらの方々は、このようなセロリを食べたことがなかったようで、真に吃驚仰天のセロリだったようでした。

 かれらは、凄まじいほどに食べっぷりがよく、あっという間に、そのセロリが無くなってしまいました。

 ほかに、クレソンや生のシュンギクも出しましたが、これも同様の食べっぷりで、こちらが、その凄さに感心するほどでした。

 この光景を目の当たりにして、こちらも気分がよくなったので、その一人に、こう話しかけました。

 「どうでしょうか。博多の街で、とても信頼のおける、そして熱意のあるシェフの方はおられませんか?もしおられたら、紹介していただけませんか。

 私は、そのような方を支援したいと思っていますので、ぜひ協力してください。

 ビジネスは二の次、この光マイクロバブル野菜を本当に理解して、それで勝負しようと思ってくださる方を探しています。

 じつは、その真剣勝負ができる、本物のシェフさんを本当に支援したいのです」

 こういうと、その方は、二つ返事で、それを快諾してくださいましたので、またひとつ楽しみが増えました。

 さて、もう一つの苗移植候補は、緑砦館2です。

 ここでは、ジャンボクレソンがたくさん育っています。

 また、他に菜っ葉や花の咲いた水菜、赤レタスほかたくさんの野菜が育っていますので、ここは大胆に収穫を済ませて、ここに、どんどん移植を行うことにしましょう。

 これには、来週のアグリ作業日を当てることにし、みんなで力を合わせることにします。

 ところで、現在までに移植を済ませたのは48株ですので、これから、上記の移植候補の水槽に順次移植を行います。

 その苗は、赤サンチュ、サラダ菜、青サンチュ、サニーレタス、グリーンレタスなどであり、これらの移植を済ませて育ち始めると、とてもにぎやかになるでしょう。

 今日は、気持ちの良い快晴であたたく、絶好の作業日となるでしょう(つづく)。

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サヤエンドウの実