昨日は、朝から40日に一度の定期検診にいってきました。

 今回は、各種の数値がよくなっていましたので、ほっと安堵いたしました。

 歳を重ねてくると、食事に気をつけ、日々の健康維持に努めることが大切になります。

 病院からの帰りは、いつものようにホームセンターに立ち寄り、苗をいくつか買いました。

 まだ苗の種類が少なく、チマサンチュやイタリアンパセリなど、よく育っていた苗を手に入れました。

 さて、本題の「私の光マイクロバブル入浴研究」に分け入ることにしましょう。

 時間的に余裕がある時には朝風呂、忙しい時には夜風呂という具合で私の入浴生活が継続しています。

 昨年の夏以来、この入浴において、私の左手の親指と薬指に対する光マイクロバブル改善に関する試験を行ってきました。

 これは、下記の論文と関係している現象のようなので、それを引用しておきましょう。

 「これだけは知っておきたい糖尿病患者の手の病気 」
 慶應義塾大学医学部整形外科 仲尾 保志

 「糖尿病で通院している患者さんの手を,じっと観察してみたことがありますか?

 実は糖尿病は,神経や血 管,関節や腱など,手の中の複雑な構造にさまざまな影響を与え,手指の動きに障害を起こすことが多いの です.

 最近,日本人の生活も欧米化が進み,糖尿病の患者人口は増加の一途にありますが,それに伴い, 『手指がうまく動かない』といって,整形外科に訪れる人が,とても増えています.

 私たちの手の指は,腕の筋肉についた腱という細いひもが指の骨を引っぱることで動いています.

 この腱 は,手のひらや指で『腱鞘(けんしょう)』というトンネルの中を通過するのですが,糖尿病になると,こ の腱鞘が肥厚したり腱の周囲に滑膜がくっついて太くなり,腱がスムーズに動けなくなるのです.

 この病態 は,「腱鞘炎」とよばれ,一般の患者さんにも多くみられるのですが,通常はステロイドの注射や手術で治療がなされます.

 ところが,糖尿病の患者さんの場合,症状が重症で関節の拘縮も伴うことが多く,さらに皮膚のなおりが悪い(傷がふさがりにくい)ことから手術も安易にできないという問題を抱えていました.

 また指1本では なく,3本とか4本とか多数の指に同時発生することも大きな問題となっています.

 そのため,多くの糖尿 病患者さんが,曲がらない指(それも曲げようとすると激痛を伴う)で,日常生活をすごさなければならな かったのです」

 これを友人から紹介していただき、熟読いたしました。

 最近は、この症状に対して有効な手術法が確立されてきたそうで、その解説もなされていました。

 「どうやら、私も、同じような症状を呈しているので、これに違いない」

と判断いたしました。

 この論文の指摘にしたがって、その私の症状を振り返ってみましょう。

 ①指の付け根の関節および第2関節部分がやや膨らみ、そこに痛みがある。その部分を曲げると激痛が走る。そこを揉んで解しても、痛みはほとんど無くならない。

 ②指を曲げると、その拘縮によって円滑に指が曲がらず、カク、カクと非連続の動きになってしまう。より深く曲げようとすると痛みが出てきて曲げることが難しくなり、さらに、指が曲がったままになり、元に戻らなくなる。

 ③指が真直ぐ伸ばせなくなり、常に指がやや曲がった状態になってしまう。

 ④ものが持てなくなり、手作業に支障をきたすようになる。

 これでは、のちのち困ると思い始めて、光マイクロバブルの近接噴射をやや時間をかけて行うようになりました。

 それは、指の光マイクロバブル生活リハビリの開始を意味していました。

 それから約半年余が過ぎ、かなりの改善が図られるようになりました。具体的には、以下の通りです。

 ①まず、親指の方が先に改善しました。曲げた時の痛みとカク、カクの不連続な動きが解消されました。

 そのうち、親指を強制的に曲げても痛みがほとんど発生しないまでに改善し、何も問題がなくなりました。

 ②しかし、薬指の方は、よりゆっくりと、時間をかけながらの改善しかなされませんでした。

 光マイクロバブルの近接噴射を数分間行い、その後に関節部分を中心にして丁寧に揉み解しました。

 その際、かなりの痛みを覚えましたが、それもリハビリのためだと我慢してマッサージを続けました。

 そのせいか、相当に強かった痛みが徐々になくなっていきました。

 それ以前においては、何もしない状態においても痛みをかなり覚えていたのですが、それがいつの間にか感じないようになり、その痛みを感じるのは、指を強く曲げた際だけというところまで和らいでいきました。

 ③一方で、カクカク動きはなかなか解消されませんでした。

 その検証のために、指を強く第二関節が約90度にまで曲げると、カクカク状態になり、それを元に戻すのに支障をきたしていました。

 伸ばした腱が、その周囲と拘縮していたからでしょう。

 また、強く曲げた際には痛みも発生していましたので、このカクカクと痛みを改善するのが第二段階の問題となっていました。

 「まだ、その改善には、かなり時間が必要か」

と思っていましたが、この1週間ぐらいで、その改善状態に達してきたようです。

 カクカクの動きがなくなり、痛みもほとんどない状態になってきました。

 我ながらで恐縮ですが、この改善を喜び、「さすが光マイクロバブル」と感心いたしました。

 ④残る課題は、第二関節部分の約20度の曲がりを改善することです。

 これには、上記の「腱鞘が肥厚したり腱の周囲に滑膜がくっついて太くなる」ことに対してのより効果的な改善が必要になるのでしょう。

 そのために、光マイクロバブルマッサージによって、この「肥厚と骨膜の肥大化」によい作用を及ぼすことが重要ではないかと考えています。

 やや長時間を要してしまいましたが、ここで「中間報告」とし、その「まとめ」を行いました(つづく)。

hidariteyubi20190308
まだ、曲がったままの私の指