本日は、光マイクロバブル植物活性栽培における「『非常識』のすすめ」の第二弾を披露いたしましょう。
じつは、先日の第一弾で紹介した水槽の隣に、もう一つの水槽があります。
ここでは、クレソンを栽培しています。
その栽培における「非常識」は、前回と同じく「無肥料・無農薬」であり、この方法でクレソンを栽培した事例を紹介しましょう。
まず、クレソンは、近くの「里の駅・武蔵」で購入しました。
約20本が袋に入っていて、それが100円で売られていました。
これだと1本あたりは5円、これらが、再び大きくなって枝を張り、葉を茂らせることができれば、それは5倍、10倍となっていくことでしょう。
しかも、この購入したクレソンの苗には小さくない問題がありました。
それは、このクレソンを食べると、噛むほどに嫌味成分が出てきて、後味がよくないという問題があったのでした。
この嫌味成分を取り除くことができれば、さらに高品質になり、申し分のないクレソンができるのではないかと思い、それを光マイクロバブル植物活性水耕栽培において試験してきました。
その結果、一定期間の光マイクロバブル栽培を行うと、問題の嫌味成分が徐々に解消され、最終的には完全に無くなってしまうことが明らかになりました。
この段階に至ると、光マイクロバブルクレソンはより上質になり、量的にもより増やすことができるようになれば、申し分のない野菜になっていく可能性があります。
そこで、次の課題を有する「無肥料・無農薬による光マイクロバブル植物活性水耕栽培」試験を行うことにしました。
①無肥料・無農薬で十分な成長は可能か。この成長がどの程度かについては、別に低肥料・無農薬栽培を行い、その比較検討を行なう。とくに、茎と葉の成長具合を比較する。
②その成長期間は、どの程度か。無肥料で栽培を行うのですから、その成長が遅くなることは簡単に予測可能である。その遅れがどの程度のなのかを明らかにする。
③嫌味成分を解消できるか。その味はどうか。上記の①と②を踏まえ、その解消が、いつの時点で可能になるのか。あるいは、その解消を含めた味の向上が、いかに可能か。
その無肥料・無農薬栽培の様子を写真で示すことにしましょう。
この写真からも明らかなように、クレソンは、入植時の背丈の約3~4倍に達しています。
一方、葉っぱのサイズは、入植時にすでに発生していたものと比較するとかなり小さく、これが無肥料栽培の第1の特徴といえます。
これは、栄養がないなかでの栽培ですので致し方ありません。
しかし、その味の方は抜群に向上しており、次の特徴を有していました。
①相当に、いや非常に柔らかく、噛むと、しなっとしながらもシャキシャキ感がある。
②適度な辛みがあり、噛むほどに砕けて口のなかでなくなっていく。
③嫌味がまったくなく、ほのかな甘みがじわっと出てくる。
この新クレソンの根元には、移植時に付いていたやや大きめの葉っぱがあり、これも試食しました。
そこに、あの嫌味成分はまったくなくなっていましたが、いくら噛んでいても、その繊維質のものが残ったままで、それを飲み込むことができませんでした。
これらは、別に育てている低肥料光マイクロバブルクレソンとは、かなり異なっていますので、そのうち、これらの両者を詳しく比較検討することにしましょう。
やはり、栽培法が異なると、それにふさわしい個性が生まれるようであり、その個性こそが「非常識」といってよいものになる資格を有しているのではないでしょうか。
すばらしきかな、この非常識の個性。
これを、大いに注目していく必要があるように思われます(つづく)。
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ファンが想定以上に殺到したのであれば、それなりの対応を考えればいいのです。まず、機転が利かない。知恵がない。警備体制にも問題はありますが、危険を察知したのであれば、スタジアムの周りに待たせるのではなく、スタンドいやグランドでも入れればいいわけです。
人が優秀かどうかは「予期せぬ出来事」にどう対応できるか、知恵を絞り判断し実行するかで決まりますね。営業は得意でも、危機意識・管理能力・決断能力が欠落しているとしか思えません。なめてますねファンを。当分の間、ばかカープ球団と呼ぶことにしましょう。
さて、「無肥料・無農薬による光マイクロバブル植物活性水耕栽培」。結果次第ではこれは大変なことになりますがいかがでしょう。小生の予想ですが、さすがの光マイクロバブルであっても「無肥料」は無理でしょう。が、何事もやってみないとわかりませんが。楽しいですね。ではでは。