yukemuri
ゆけむりアクセラレーションプログラム(大分県のHPより引用、再録)

 昨日は、「農未来」の村田さんが主催する勉強会に参加しました。

 全国からたくさんの方が参加され、農未来農法について熱心に勉強されていました。

 じつは、村田さんの農法について系統的に勉強したことがありませんでしたので、これはよい機会だと思って出かけることにしました。

 その農法は、「無肥料で無農薬の米づくり」ですから、何から何まで非常識で、それを工夫して、ここまで確立してきたことには、相当な苦労があったのだと思います。

 それを現場で実践しながら、ひとつひとつ解決し、その理論を組み立ててきた、かれの農法には、次の特徴がありました。

 ①植物本来の力を引き出すには、肥料や農薬はない方がよい。それがあることで、植物本来の力が出せなくなっている。

 ②その証拠として提示された稲の写真があり、それには、一房で約200粒の米が生り、その一株には約120~130の茎が育っていた。

 ③この米を全国のみなさんが、普通の米の価格の2倍で購入されている。安全で安心の米を食べたいという、みなさんに喜んで買っていただいている。

 これらは、非常におもしろいことですので、この話を聞いた時に、次のように思いました。

 「これは、相当に光マイクロバブル栽培との類似点があり、その共通性を活かした技術的融合が可能になるのではないか!」

と思いました。

 「真に、『ゆけむり企業』同士の連携によって、お互いが成長し、より高嶺の成果をめざすことができるのではないか!」

 かれの話を聞いて、この思いをより一層強め、確信を深めることができました。

 やがて討議の時間に入って、私は次の3つの質問を行いました。

 ①稲を育てる時には、浅水深よりも30㎝前後の深い水深の方がよいという経験則があり、それがなぜ良いかに関して、次の理由を提示しました。
 
 1)それだけ圧力が高まってより下の土に水が沁み込んでいく。

 2)気温の上昇に伴って水を温める効果が茎全体に作用し、より育ちやすくなる。

 3)一日の気温の変化に伴って水の鉛直方向の対流が促進され、それが水の水質の浄化、土の浄化、藻の発生制御などに役立つ。

 4)この対流によって水の表面の紫外線殺菌効果の影響が全体に行きわたる。

 5)結果的に好気性微生物の増殖と好ましい藻の発生がコントロールできるようになる。

 ②好ましい藻の発生によって「窒素固定」がなされるとのことであったが、それには、好気性微生物も寄与しているのではないか。

 ③稲の生育において「初期段階で根が先に成長する」という特徴は非常におもしろい。これによって「自律的に根を成長させるメカニズムを身に付けている」のではないか。

 みなさんを交えて、これらについて、ホットな議論をしていると、それを聴いていた参加者の方々が、私どものところにやってきて、よりホットな意見交換を行うようになりました。

 その一人は、地元でレストランを開業なさる方でした。

 かれは、ブラジルとチリにおいて料理を修行されてきたそうで、今度は日本料理で勝負したいといっておられました。

 もちろん、野菜づくりに関しては、私どもも行っていますので、それについても突っ込んだ話になり、意気投合いたしました。

 もう一人は、東京で野菜づくりの活動をなさっている方でした。

 かれ曰く。

 「自分たちで食料を調達できるようになる時代がやってきている。これを何とかしようと活動してきたが、肝心のおいしい、感激するような農作物を作ることができていない。何とかよい方法はないかと探していたら、今日見つかった。興奮している」

 この話を聞いて、もとNHKの有名カメラマンの木原英雄さんと取り組んだ「東京大農園プラン」を少し紹介しました。

 そしてら、かれは木原さんを知っているということで、さらに話が盛り上がりました。

ーーー そうか、自分でおいしい野菜づくりを行いたいという思いの方が相当数出現している時代になっているのか。

 これは私どもがめざしてきた指向とぴったり一致しているではないか。

 そしてかれとは、今度またゆっくり時間をつくって話をすることになりました。

 こうして、実り豊かな勉強会参加となりました。

 「今日は、良い勉強会だったね。それに、おまけがついて、真に『犬も歩けば棒に当たる』だったよね!」

 おかげで少々気分が爽やかになったので、地元の和風レストラン「元家」に向かいました。

 ここは、かねてより友人から一度行って「元家定食(1800円)」を食べてみてくださいといわれていたところでした。

 まず、刺身が新鮮でおいしく、私の相棒は、鯒の刺身のおいしさに驚かれていました。

 私は、エビの天ぷらと味付けされたカモ肉が気に入りました。

 こうして「ゆけむり連携」のゆかいな一日が終わりました。

 次に結びつく「重要な何か」がいくつも生まれて、気分爽快、「犬が歩く」ことの大切さを再認識いたしました(つづく)。 

kunimi
                国東市国見の田圃風景