時の流れは速いもので、つい先日3500回の記念シリーズを立ち上げたかと思っていたら、それから50日が経過し、次のシリーズを考え、スタートさせることになりました。

 2019年は、年初当初から脱兎のごとく走ってきたといってもよく、すでに、その取り組みがよりアクセラレーション化(加速)してきています。

 これを「ゆけむり」に例えるのであれば、その湯気がますます勢いよく上がり始めたといってもよいでしょう。

 しかし、これは湯気ですので、周囲の冷たい空気に晒(さら)されると、すぐに冷めて見えなくなってしまいます。

 熱く、どこまでも熱く上らせないと、勢いのある「ゆけむり」にはならないのです。

 一昨日は、この「ゆけむりプログラム」に関係した訪問客がありました。

 とても風貌がユニークな方で、名刺をいただくと名前も、その通りでした。

 私の好きな星の名前と同じだったので、「お父さんが星を好きだったのですね!」と尋ねると、それがぴたり当たっていました。

 「私が生まれた時には、その星の名前が漢字が認められていませんでした。その翌年から、認められたそうす」

 このやり取りで一気に親しみが湧いてきたようで、大変おもしろい話をいくつも聞き、楽しいやり取りの一時を過ごすことができました。

 この方の専門はベンチャー支援だそうで、若いにもかかわらず、ユニークな数々の経歴があるようで、その的確なアドバイスに少々驚きを感じました。

 ここ国東への訪問の目的の一つが、ある新たな実験を実際に体験したかったそうで、その要望に応えて、私どもの簡易に対応可能な装置の工夫を行って、近くの店に持ち込み、そこで試していただきました。

 結果は、かれが求めていたものが、ぴたり、そこに在ったようで、結果は「金的を射る」ことになりました。

 ここでいう「金的」とは、それを射抜くことによって本人だけでなく周囲もゴールドのように輝かせるようになることを意味しています。

 じつは、かれが現在検討している企画において、どうしても解決できない問題があったそうで、その解決なしには、それを実行できないものでした。

 「ここで、ブレイクスルーが必要なのだ!」

と思いながら、その解決方法を見出せず、悩んでいた矢先、それを先日の大分市で開催されていた「ゆけむりサミット」において私の相棒のプレゼンテーションを聴いて、まさに、「目から鱗が落ちた」のだそうでした。

 光マイクロバブルの場合、これはよくある話です。

 「最後に残った課題が解決できずに悩んでいた!」

という吐露を何度か聞かされたことがあります。 

 今回は、それと同じケースのようで、そこへの光マイクロバブル技術の導入は、小さくないブレイクスルーになる可能性があるように思われます。

 もともと、かれの発想は相当にユニークで、その企画は、既存の業界を一変してしまうような「革命性」を有していましたので、これに、最新の光マイクロバブル技術が融合することで、より革命性が鮮やかに洗練されることは間違いないと判断いたしました。

 革命的商品は、革命的技術によって生まれる、そして、それが革命的に普及していく、久しく、このような事例を経験していない業界だけに、今回の、その「一歩」は貴重といってもよいでしょう。

 これから、その融合によって、その輝きをますます鮮やかにしていきましょう。

 ところで、かれは、大学で美術を学んできたそうで、通常のビジネスマンにはない、芸術的直観を磨いてきたそうで、そのせいか、私とは話がよく合いました。

ーーー このようなアートの心をもったビジネスデザイナーと光マイクロバブル技術が融合していくと大変おもしろいことがいくつも起こりそうだ!

と思うようになりました。

 「そうか、このようなビジネスデザイン力が必要だったのか!」

 これが、かれとの面談によって気付かされたことでした。

 さて、前置きが長くなりましたが、この観点を踏まえて、「光マイクロバブルとマイクロバブルフォームの融合」をどう考えていくのか、これを今回の記念シリーズのメインテーマにすることをひらめきました。

 新たな課題ですので、どこまで、その本質に迫れるか、未知の部分は多々ありそうですが、とにかく、これから、その新世界に分け入ることにしましょう(つづく)。

MBFkaisi
  光マイクロバブルフォーム洗浄温浴開始直後のワンちゃん
(ちょっと不安そうな眼つきをしています。トリマーはTM氏、撮影は、大成由音氏)