約一カ月前に、緑砦館1のC1およびC3水路にスペアミントを移植したことを報告していました。

 そのミントの根から新たな茎がいくつも生えてきました。

 時々、それらのミントの1枚を千切っては味見を行い、その香りや味の良さを確かめてきました。

 「だいぶ大きくなってきたので、今日はスペアミント茶を作って飲んでみよう」

 2月に突入し、庭の水仙も咲き始めてきましたので季節も春めいてきたのでしょう。

 数本の茎を収穫し(長さ20㎝前後)、それを洗ってからガラスの容器に入れてもらいました。

 そこに熱いお湯を注ぎました。

 それで温められたせいでしょうか。

 ますます、ミントの葉の緑が鮮やかになり、これに朝陽が当たってちょっとした「ここちよい」光景が生まれました。

 そのガラス容器のなかからは湯気も立ち上がり、思わず見惚れるほどでした。

 時間経過とともに、注いだお湯が薄黄色になりはじめ、見るからに素敵なミント茶になりそうでした。

 折から、それは朝食をいただいている時でしたので、手作りの緑砦館野菜を1枚、1枚と、おいしくいただいていました。

 私は、朝食時に毎回、エキストラバージンオイルを少量入れたホットトマトジュースをいただいていますので、このミント茶は、その朝食後の楽しみとしました。

 その朝食を終えて一息ついたころに、その楽しみのミント茶をいただきました。

 一口飲んで「おやっ」と思いました。

ーーー これは、今まで味わったことがない、ふしぎな香りと味だ!

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 スペアミント茶

 まず、最初に、ミントの草として匂いと味がし、これが何ともいえない新鮮さを醸し出していました。

 そして、このふしぎな味の後に、ほのかな甘さが出てきました。

 これらが重なって、何ともいえない上質のスペアミント茶になっていたではありませんか。

 やはり、そうか。

 春めいてきて、このスペアミントを飲んでみようと思ったことが正解でした。

 その後、この残りのお茶を夕食後にもいただきました。

 今度は、さらに味が変わって、甘さが前面に出てきて、これまたすばらしい味のミント茶に仕上がっていました。

 「さらに上質のお茶になった!」

 自家製ミントで、ここまですばらしいお茶が得られるのか!

 お茶には詳しくありませんが、このようなおいしいお茶に出会い、感激することを「お茶の心」というのでしょう。

 これから、スペアミントの「お茶タイム」が増えそうです(つづく)。
 
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 スペアミント茶