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サンチュ


 緑砦館2のサンチュです。

 これは、陽当たりが悪くてよく成長していなかった苗を移植したものです。

 それらが、このようによく育ってきました。

 やはり日光は、植物にとって大切なものです。

 この苗は、やや時間が過ぎてしまって初期段階において横に伸びる時が過ぎ、より上部に向かって育っています。

 これは、野菜の生育における後期の特徴です。

 この後期におけるもう一つの特徴が、葉にこんもりと盛り上がる襞(ひだ)が形成されることです。

 これは、光マイクロバブル植物活性野菜における共通の特徴でもあります。

 ある意味で、この襞の形成は、葉を構成する葉脈と葉緑体の葉の部分において成長差が生まれることで生起した現象ではないかと推察しています。 

 このすばらしい成長は、当然のことながら味にも重要な影響を与えています。

 まず、口に入れて噛むと柔らかさを感じます。

 しかし、豊かなシャキシャキ感があり、いつまでも口のなかで歯切れ状態には至りません。

 それゆえ、何度も噛み続け、その度にサンチェのエキスが沁み出してきます。

 ここで注目すべきことは、市販の野菜においては、噛むほどに嫌味が出てきますが、このサンチュには、それがまったくないことです。

 噛むほどに、野菜のエキスが出てきて、ほのかに甘いのです。

 この嫌味か、ほのかな甘みかは、その野菜が上等かどうかに関して、とても大きな違いではないかと思っています。

 今夜は、まず、このサンチェを生でいただき、そして、それを鍋にも入れてしゃぶしゃぶにしてもいただくことにしましょう(つづく)。