新年、明けましておめでとうございます。

 みなさまにおかれましては、ますますご多幸の正月元旦を迎えられていることとお慶び申し上げます。

 今日の天候は曇り、冷たい風が吹いているなか、頭を冷やしながら家の前を少し散歩してみました。

 昨年の秋以来、研究所の前庭には、まず黄色のコスモスがたくさん咲きはじめ、それに続いて「神の花」といわれるマリーゴールドが咲き匂うようになりました。

 この花も黄色を基調として、より赤みを帯びるとオレンジ色に色を増し、一方でホワイトイエローの花も混じってきて、これらが秋から冬にかけて彩を増していました。

 そして、このマリーゴールドは、真冬の寒さにも耐えて今も咲き続けています。

 また、コスモスと入れ替えで、黄色い小菊の花が咲きはじめ、正月を前後して満開の美しさを披露しています。

 この黄色い小菊は今が旬、めでたく正月元旦を祝ってくれました。

 こうして、コスモスから始まり、マリーゴールドで最高潮になり、そして小菊へと、黄色い花のパレードがめでたく続いています

 この黄は、幸せを彩る色です。

 今年は、これにふさわしい数々の「色為し」を遂げていくことをめざします。

 最初は、昨年秋から始まった国東下村塾「光マイクロバブル技術特別セミナー」の第9回を終え、その前半を折り返したことです。

 これには20歳台半ばの若者の参加で始まり、その後50歳台の起業志望の方が加わり、最近は外国の方の参加もありました。

 最新の光マイクロバブル技術と人間形成の両方の知見を学び、起業や共同研究を遂行するための学習、修練へと展開している、この特別セミナーは、その技術の核心を学ぶとともに、参加者自身が主人公になっていくことをめざします。

 現在は、光マイクロバブル技術の核心部分を学び始めた段階であり、これが当分の間、続くくことになります。

 2つ目は、マイクロバブル研究会を中心にして、国東を中心にした地方再生の課題を随分と検討することで、その核心部分にせまることができたことです。

 国東は、大分県のなかでも、近未来において一番の可能性を有する人口消滅都市といわれています。

 中学校や高校を卒業すると国東から出ていき、そのほとんどが帰ってくることはありません。

 珍しく、若者が起業しようと思って入ってきても、そのほとんどは定着せず、国東以外の地へ出ていきます。

 せっかく国東に来ても、大分県内の他の都市に出て行って定着するという事例が少なくなく、国東にとっては真に不名誉な好ましくないことが起こっています。

 それは、なぜなのか?

 ここが最も重要な核心問題なので、よく議論を重ねてきました。

 この検討においては、最初に自治体の姿勢が問題になりました。

 これは、よくある話で、自治体の悪口や、不平不満をいえば、それで事足りるという類です。

 実際のところはどうでしょうか?

 これに関しては、大分県知事と全市町村の首長が集まって、人口減少問題をどうするかの特集番組がありました。

 このなかで、司会者が、次の質問を全市町村に次のような質問を行いました。

 「急激な人口減少を食い止め、増加に転ずることはできるのか?」

 これに対して、それは困難である、すなわち、自治体としては、どうしようもないことであると返答した自治体が5つありました。

 そのなかでも、一番人口減少率が高いと予想されている国東市に対して、さらに司会者の質問が投げかけられました。

 これに対する返答は、要するに自治体首長の返事は否定的で、国の抜本的な改革なしには実現できない課題であるというものでした。

 自治体のトップであれば、このように白旗を上げるような姿勢を示してはいけないはずで、その白旗が5つも上がったことに愕然としながら、次のように思いました。

 ①公衆の前で白旗を上げてしまうことの意味を自覚し、理解しているのか。

 ②全国においては、同じような困難を抱えながらも、その課題を克服して、人口を増やしている自治体もあるのに、なぜそのやり方を学ばないのか。

 ③この重要課題を解決するために英知を集め、克服のための実践を行っているのか。

 ④この課題解決のために、それを地元住民に投げかけて実践的な運動に結びつけているのか。

 ⑤とくに、地元には全国的には優れた特徴がいくつもあるのに、それを理解し、アピールしようとしているのか。

 この5つの課題を中心に議論を沸騰させ、どこに隠された問題があるのかを探っていきました。

 明日は、その中身により深く分け入ることにしましょう(つづく)。

kogiku
夕陽を浴びた小菊(研究所前庭)