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 ヤリイカ
 
 生きのよい新鮮そのもの、朝獲れのヤリイカを購入しました。

 ヤリイカは、最高級のイカの王様です。

 やや小ぶりですが、その分数が多く、もうすぐ1年生になる孫に数えてもらったら32杯といっていました。

 これが、なんと全部で552円(税込み)でした。

 1杯当たりは17円、ウソみたいな値段です。

 おそらく、小さすぎて商売にならないということで、このような安値を招いたのでしょう。

 こちらは、それで大助かり、味はまったく変わりませんので、これで十分の海の幸です。

 早速、刺身にしていただきました。

 コシコシの歯ごたえ、粘りがあり柔らかい、そして薄っすら甘い最高水準のイカの味でした。

 夕食では、このイカの天ぷらが出され、孫たちがおいしい、おいしいしといって大喜びでたべていました。

 そのせいか、とうとう、その天ぷらは私の口には入りませんでした。

 昨今は、都会では、ヤリイカの刺身も、相当に高い値段になっていますので、これを新鮮な刺身として食べるのは、お金と相談しながらのことになるでしょう。

 しかし、こちらでは、そのような相談は一切なく、次元がいくつも異なっています。

 ネット上では、これまでの3次元の世界から、5次元の世界にブレイクスルーする話がにぎやかになってきていますが、このヤリイカの話は、意味は多少異なりますが、その異次元の世界の話といってもよいでしょう。

 格差が拡大し、いくら頑張っても報われることが少ない世の中になってきて、国民のみなさんが必死で働いて納めてきた税金が、それこそ湯水のように使われ、流出していくという出鱈目が頻発しています。

 この安くて豊かなの国東の海の幸は、その防衛手段であり、確かな生活を持続させていく貴重な支えでもあります。

 何のために働き、何のために食べているのか、そのことを今一度考え直す時期が来ているのではないでしょうか。

 このようなイカは、その人々のためにあるのではないかと思います(つづく)。