小さな水菜の苗がすくすくと成長してきました。
こんもりと半球状に茎を伸ばし、その先に緑さす葉っぱが広がっています。
たっぷりと陽の光を浴びて温かいハウスのなかだからでしょうか、その成長に勢いがあります。
これをじっと見つめていると、心のなかまで清々しさが沁み込んできて、その緑さす若さをいただいたような気分になりました。
おもわず食べてみようと思い、少し摘まんでみました。
柔らかくてシャキシャキ、しかし、なかなか歯切れが起こらず、口のなかでしなやかに曲がりながら噛み砕かれているのでしょう。
まず、水菜独特の植物としての香りが湧き、その葉と茎の繊維は口のなかに長く残り続け、少しの嫌味もない水菜のエキスがじわじわと噛むほどに出てきて、それが味を形成していました。
「これが、光マイクロバブル水菜の味なのか!」
新鮮な水菜の味に戸惑いながらも、それに出会ったすばらしさを記憶のなかにしまい込むことができました。
今度は、これをもっと大きく成長させて熟成の味を探究してみましょう(つづく)。
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