aji

 これは、嘘のような本当の話です。
 
 国東安岐港の市場に通っていると、ときどき掘り出し物が生まれることがあります。

 競りを行う仲買の方から「どうでもよい」と見放された魚が出てくるからです。

 かなり小さな鯵やコノシロ他ですが、これが何と100円という値段で落とされていました。

 これを私どもは、すぐに138円で購入することができました。

 新鮮そのものですから、これを早速刺身でいただくと感激するほどのおいしさでした。

 この場合、その味は、魚の大小に関係せずでした。

 やはり、新鮮さが、魚の味において優位なのでしょう。

 こんなことは、都会では考えられないことですね。

 なにか、大事そうにパック詰めされた魚を買うみなさんに、こういいたくなりました。

 「見てくれではなく、問題は味ですよね」

 まず、消費者の側から変わっていかないと、お魚を扱う仲買の方からでは無理ではないでしょうか。

 ここの魚の競り市では、私どもにとっては、何か得したようなことが時々起こりますので、その度にゆかいな気持ちになります。

 ゆかいな国東の海の幸、これはおもしろい(つづく)。