虫に食われた見るも無残な菜っ葉を見つけました。
この菜っ葉、夏の暑いときに植えたもので、しばらく成長がよくありませんでした。
そのまま枯れてしまうのかと思っていたら、すばらしい生命力を発揮して、気温の低下とともに成長し始めました。
そのなかに、このような虫食い状態のものがありました。
虫は、柔らかくておいしいものに群がります。
これが、この菜っ葉にも当てはまるのかと思って、食べてみると、これが極上の味でした。
やはり、虫は、そのおいしさをわかっていたようです。
この極上菜っ葉を、少しづつ収穫し、食卓で嬉々としています。
生でよし、やや温めてご飯の上に乗せてもよし、こんな菜っ葉に出合ったことはなく、これをいただくたびに幸福感が押し寄せてきます。
こう考えると、虫食われも悪くなく、その同居を受け入れようという気持ちになります。
まだ、幾分残っていますので、立派な正月料理のひとつに加えることにしましょう。
緑砦館の新鮮菜っ葉、また新しい味の出会いがありました(つづく)。
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