本日は、長期滞在でお世話になってきた親戚の方がまもなく帰られるとのことで、そのお礼を兼ねた送別会を行いました。

 その「おもてなし」をするために、国東安岐港の魚市場に行って魚を買ってきていただきました。

 「今日の市場はどうでしたか、よい魚がありましたか?」

 「ありましたよ。大きな鰆を買ってきました」

 「それはよかったね。これは大きな鰆ですね」

 「いつも買っている鰆よりも、ずっと大きいですよ」

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  体長80㎝弱もある、大変立派な鰆です。

 新鮮な鰆の刺身をいただくのは生まれて初めてだったそうで、その親戚の方は大喜びでした。

 脂が乗った柔らかいが旨みのある鰆の刺身は格別の味であり、思わず箸が何度も進みました。

 刺身醤油に柚子胡椒を加えると、さらに鰆の甘みと旨みがより一層引き出されていました。

 「ところで、この大きな鰆はいくらでしたか?」

 「消費税込みで2584円でした。安かったですよ」

 たしかに、考えられないほどの格安さ、またしても驚きました。

 大きな鰆でしたので刺身もどっさりあり、6人で食べても残るほどで、余ったものは野菜と一緒に持って帰っていただきました。

 このように豪勢な鰆を中心にした昼飯でしたので、その日の夜は「軽めのお茶漬けにしようか」と話をしていたら、その鰆の刺身が、まだ少し、こちらでも残っていたそうでした。

 そこで、鰆の粗で作った汁もあるとのことで、その鰆をご飯の上に乗せて、そのだし汁をかけた「汁ご飯」をいただきました。

 食べやすく、そしてだし汁に浸けこまれた鰆が美味しく、再び、この「鰆汁ご飯」に感激しました。

 今日は、鰆とともによいお別れと感謝の会ができました。

 この席には、生まれて2カ月の初めての内孫も参加していましたので、この会はさらに盛り上がりました。

 じっと目の前のものを見るようになり、刺激を与えるとわずかに反応するようになりました。

 そのうち、甲府の「しらたまちゃん」らのように、温められた、この鰆をおいしい、おいしいといってたくましく食べるようになるでしょう(つづく)。