朝夕が、やや冷え込んできました。

 今朝の外気の温度は14℃、私の研究室の温度は16.7℃でした。

 これに対し緑砦館内は21℃、先ほどから太陽が照ってきましたので、これから徐々にハウス内の気温も上がってくるでしょう。

 昨日は、この緑砦館内が26℃まであがり、真に温室効果が存分に発揮されていました。

 外気の低さと比較すると10数℃もの違いがあり、ハウス内での作業が快適になりました。

 「ここはまるでオアシスか」

と思いながら、おかげで作業がどんどん進みました。

 まず、大きくなった地元産植物用の網を新たに設置しました。

 その高さは2m付近、この網を突き抜けるほどの高さのものもありました。

 すでに、屋外に植えているものは花が咲いて枯れかけていますが、ここは、それとは事情がかなり異なっています。

 第2の作業は、「グリーンリーフ2号」と呼ばれるレタスの発芽苗を47株ほど、Aレーンに移植したことです。

 これは、特殊コーティングされた種をスポンジに入れて育てていたもので、この発芽がかなり進んできましたので、この移植を行いました。

 この発芽苗は、まだ多数育ってきています。

 これから順次Aレーンへの移植が継続していくでしょう。

 第3は、この新たな発芽苗の移植に伴って、そこで育ったセロリを中心にBレーンへの移植を行ったことです。

 現在、セロリは全体で247株植わっていますので、その大半がBレーンでよく育っています。

 このセロリを中心にしたAからBへの苗の移植が、今月中に終わると思いますので、その空いた部分に、その発芽苗を移植していく予定です。

 その際、スポンジ発芽苗の数とそれを移植する場所のバランスを考えていく必要があります。

 現在、発芽中のスポンジ苗の数は約200です。

 これを徐々に増やしながら、その一方で、その成長苗を緑砦館Aレーンに移植していくとたちまちAレーンは一杯になります。

 それを回避する方法は次の3つです。

 ①AからBへの移植を増やす(しかし、すでにBレーンはセロリを中心にほぼ8割方植わっていますので、ここもすぐに満杯状態になってしまいます)。

 ②緑砦館Cレーンには、現在栽培中の水槽C2があります。ここに、100株前後は移植可能ですので、AからCのルートを設けることにし、その移植が始まっています。

 また、ここにはC水槽1もあり、これを清掃中、ここにも200株前後植えることができますので、この利用が考えられます。

 ③緑砦館2における3つの水槽の整備ができ、ここへの移植も始まっています。

 ここではトウガラシが大きく成長していて、たくさんの赤青トウガラシの収穫が続いています(これがじつに辛くて旨い、詳しくは別稿で)。

 家庭用としては多すぎるので、近所のみなさんに「お裾分け」をしています。

 このトウガラシのほかに、カボチャ、水菜、イタリアンパセリなどを少し移植しましたので、これからその成長が楽しみです。

 また、ここでは残りの移植可能数は約200株を見込めます。

 以上の受け入れ側をまとめると、Aレーン200、C2で100、C1で200、緑砦館2で200となり、合計で700株となり、今のところかなり余裕がありますね。

 そこで供給側としては、スポンジ発芽苗を500、新たな購入苗を数十株ほど揃えていくことで、緑砦館の野菜づくりの全体容量をほぼ満たすことになります。

 こう考えると、まだまだ、今の段階は、第2ステージが始まったばかりということができるでしょう。

 こうして野菜たちと浅くない付き合いをしてみると、日々の成長は遅いけど、そして毎日に移植できる苗の数は知れているけれども、それが積もりに積もっていくと、小さくないパワーを発揮するようになります。

 これを一言で表すと、

 「継続は力、数は力」

といってよいでしょう。

 これにヒトが関わるとすれば、その私の思いを載せると、

 「継続を力として、そして数を力として」

ということになるでしょう。

 もちろん、これは研究用の小型植物工場ですので、これを実際にどう生かすかが重要なことです。

 この研究を通じて、私がめざしているのは、古希を迎えた私のような高齢者が、一人でも十分に営むことができることを証明することです。

 この冬、その「継続と数の力」が真に試されることになりますね(つづく)。

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背丈が50㎝を越えたセロリ