静かな日曜日の朝、11月も半ばを迎え、今年も残り少ないことを感じるこの頃です。

 今朝は、緑砦館において育ってきた野菜を収穫しました。

 昨日は、私の相棒が風邪を引いたようで、体温計で体温を計っていましたので、それも気になって、その朝捥ぎ野菜の採れたてを持っていきました。

 今日の朝食の野菜は、ロメインレタスの一種でしょうか、縦にすっと伸びたレタスとサラダ菜、それこそ目の覚めるようなおいしさでした。

 今年の秋野菜栽培は、夏を過ぎたあたりから準備をしてきましたので、これから毎日収穫しては食卓に上らせることができるのではないかと期待しています。

 さて、今月のブログガイダンスをしておきましょう。

 今回で69回目ですから、約6年弱の間続けてきたことになりますので、これは短くないですね。

 最初は、新たにスタートさせた3400回記念の「『時』を加える」について述べておきましょう。

 これは、突然持ち込まれた物件でしたが、こちらも興味深いテーマでしたので、すぐに対応することになりました。

 これには、「時」が関係していましたので、そのゼロの状態から開始して、その達成目標は、「気の遠くなるほどの時」を経過したモノにありました。

 この最終的な目標に関する時間を「Z時間」としますと、いかに、短時間で、この「Z」に近づくか、すなわち「Zのブレイクスルー」が可能になるかということが試験前の「問題設定」でした。

 しかし、一方で、「Z」に限りなく近づくことは不可能という思いもありましたので、それは、「どこまで接近できるか」ということでもありました。

 しかし、いざ、その試験を行ってみると「事実は奇なり」であり、私どもは、その最初の問題設定から間違っていたことが判明しました。

 かつても、同様の試験をしたことがあり、この経験を有していましたので、それも整理できずに、そこに到達する認識においてもモヤモヤがあったのだと思います。

 光マイクロバブル技術の場合、ある新しい認識が生まれると、それが過去の経験や知見に照らして、すっと、それこそ氷が溶けるように、あるいは、もっとダイナミックには乾いた砂に水が沁み込むように繋がることがあります。

ーーー なるほど、そうだったのか!

なぜ、それに気づかなかったのか?

今ごろになってやっと気づくことができるようになったのか!

 どうやら、今回は、そのケースのようで、「なぜ今頃になってやっと」という思いとともに、そこまで到達できた喜びが心の底から湧いてきて格別な気分を味わっています。

 これは、開発者ならではの特別の思いであり、その新発見における認識の奥行きの深さ、この技術の広がりの大きさに思いを馳せると、その格別の気分に浸るという特権が与えられたような気分になります。

 これをある人は、「女神が微笑んだ」という表現を用いて説明していました。

 この続きは、次回の記事以降で触れますのでよろしくお願いいたします。

 また、その時に「『時』を加える」という意味について考え、これは今回の試験に留まらない普遍的な問題を含んでいるのではないかとも判断し、そのことを思案するのも「おもしろい」と感じ、それがどのように可能なのかを考えていこうと思いました。

 これが、本シリーズの動機ですので、どうか、お付き合いのほどをよろしくお願いいたします。

 第2は、秋の深まりとともに、緑砦館が蘇ってきたことで、「緑砦館物語Ⅱ」の記事の題材が豊富になってきました。

 自然に、緑砦館に入る時間も増えてきましたので、私も楽しむために、昨日は野菜たちにモーツアルトを聴いていただきました。

 これから、数々と繰り広げられるであろう緑砦館Ⅱのエピソードを披露いたします。

 現在、執筆中の記事は「セロリ粥」についてであり、野菜の収穫後の料理についても分け入ることにしましょう。

 第3は、第14回光マイクロバブル技術国東セミナーの報告から始まった連載を「光マイクロバブル技術の基礎」と改題して示したところ、「教え子」さんの参戦もあり、にわかににぎやかな記事へと転身していきました。

 私は、この教え子さんの参戦には、きっとカープが力負けした悔しさがあるのではないかと密かに想像していますが、かれなりの鋭い洞察もあり、それを読んで読者のみなさまは、大いに喜ばれているのではないでしょうか。

 それが証拠に、このところ、この「やり取り」が読者のアクセス数においてトップを占めていますので、これをますますにぎやかに、そしておもしろくしていく必要がありますね。

 第4は、これに先立って連載を進めている「光マイクロバブルフォームの基礎技術」についてです。

 これも、トリマーのみなさんを中心によく読まれているようで、先日も、その読者から電話をいただき、楽しいやり取りを行うことができました。

 これからも、トリマーのみなさんが願っていることを実現できるように支援していくことが重要であり、その具体的な実践を行っていくつもりです。

 ところで、この問題については、最近、NHKBS番組で、ヒトとイヌの共生に関してすばらしい放送がありました。

 とくに、若手の日本人学者がすばらしい研究成果を発表し、そのことが、この番組で紹介されていました。

 これは、私にとっても大変有益な状でしたので、これをしっかり勉強して、本記事としても認める予定です。

 第5は、念願の「国東下村塾」を地元の若者を対象にして本格的に開校したことです。

 具体的には、光マイクロバブル技術の基礎に関する「特別セミナー」を開講し、毎週3時間の勉強が繰り広げられています。

 若者には未来という特権があり、それをどう生かすかにおいて、この新技術を学ぶことによって、その未来を切り拓いていく参考にしていただきたいと思っています。

 また、本塾は、吉田松陰の松下村塾の教育法を基本としていて、塾生たちが自立していくことを基本にしていますので、その教育法についても研究を深めていく所存です。

   楽しい食事会付も好評で、私も相棒も、その料理を楽しみにしています。

 前回出された「鯛めし」は好評であり、御代わりも出るほどでした。

 第6は、「高専の未来図」についてですが、これは引き続き、執筆を継続していきます。

 亀のようにゆっくりとした進展となりますが、高専関係者のみなさん、引き続きよろしくお願いいたします。

 なお、この記事の執筆だけに留まらず、高専関係者のみなさんを軸としての「取り組み」を再開する時期がきたのではないかと思っています。

 先日、大分県の産業技術開発機構からの紹介もあり、その産官学連携事業の申請を行う準備を進めてきました。

 いよいよ、その構想が固まってきましたので、それに高専の先生も参画していただき、列島縦断の研究開発に取り組みたいと思っています。

 以上、今月は、この辺に留めておきましょう。

 私の旅日記、この歌のフレーズのように秋を彩ってくれるとよいですね

 「おだやかに、ああおだやかに、咲く紫は、旅路を彩る」

 (つづく)。
mari-gorudo-1105
マリーゴールド