一昨日、第39回マイクロバブル研究会が開催されました。
今回は、若い方の参加もあり、新鮮な雰囲気で始まりました。
まずは、各研究会員の報告においてS会員によるおもしろい報告がありました。
今年は、夏場の高温のために、どこも不作だったそうですが、それに反し、S会員のところは昨年に続いて非常によかったとのことでした。
それが証拠に、その農作物はひっぱりだこで、おかげで、私が購入する分がほとんどなくなってしまったそうです。
安くてよいもの、これには確かな人気がありますね。
来年は、今の栽培面積を約2倍になさるそうで、可能性が大いに広がりそうです。
このようにマイクロバブル研究会をベースにした共同研究も徐々に発展してきましたので、その来年に向けて、より詳細な科学のメスを切り込む必要がありそうです。
2つ目の話題提供は、前回の本山さんのすばらしい講演内容に照らして、それをより発展させるために、その重要な項目に関する私の調査結果でした。
その最初に、私が、長野県のある温泉施設の看板用として示した「5つのここちよさ」について、次のように解説を加えて説明しました(解説は緑の字の部分です)。
光マイクロバブル湯における「5つの『ここちよさ』」
1.いつまでも長く入っていたい「ここちよさ」が出てきます。
光マイクロバブル湯に入るとここちよさを脳が感じるようになり、そのために、もっと長く、このここちよさを味わっていたいという意識が働くようになります。
この作用によって、通常の入浴時間の10倍、20倍、極端な場合は30倍もの長きにわたって入浴をするようになります。
これは、私が実際に入浴しながら確かめたことですので、間違いはなく、私もそのような長時間入浴をするようになりました。
ここで重要なことは、光マイクロバブル湯でないと、そのような長時間入浴は発生しないというこであり、現に、そのお湯では、みなさん(私も含めて)4、5分で出浴されていました。
2.からだがポカポカの「ここちよさ」、夜もぐっすり眠れます。
これは、とくに出浴後において顕著な作用の話です。
光マイクロバブルによって大幅な血流促進が皮膚表面付近における毛細血管で起こり、それらが静脈を通じて心臓に集まり、さらにその心臓を通して身体全体の血管に流されていくという好循環の流れが発生することから、そのここちよさの持続とぽかぽかの温かさが保たれるのです。
その持続は、夜まで続き、寝た後も身体が温かいことから寝やすく、その結果として寝やすくぐっすり、快適睡眠ができるようになります。
おまけに、身体が冷えて夜にトイレに行く回数が減り、それまで4回言っていた方は2回、3回の方は1回、2回の方はゼロ回になる事例が多いようです。
私の場合も、未だに1回も起きてトイレに行くことがなく、よく眠れています。
3.からだの痛みが、すぐに、和らぐ「ここちよさ」があります。
年老いてくると身体の節々がよく硬くなり、痛みを覚えることがあります。
寄る年波には勝てず、若い時のように身体がよく動かなくなったと嘆かれる方も多いでしょう。
指先が冷える、指が曲がらなくなった、足の三里付近が傷む、膝関節が傷むなど、次々に症状が現れてきます。
光マイクロバブル湯のなかで、私は、その痛みのある部分を指で押さえ、そこに光マイクロバブルの近接噴射を行います。
その幹部と光マイクロバブルの距離は1~2㎝程度がよいでしょう。
その近接噴射の時間はわずか数十秒です。
それを終えて再び患部を押さえてみると、あれっとふしぎに思うほどに、そこの痛みが解消されているではありませんか。
その痛みがひどいときには、2度、3度と光マイクロバブルの近接噴射を行い、それが回数を重ねるほどに和らいでいくことを確かめます。
昨日も、足三里付近に小さくない痛みを覚えていましたので、そこに数十秒ごとに光マイクロバブルを近接噴射し、そこが和らいでいったことを確かめました。
おそらく、手でマッサージすると30分、あるいは1時間かかるところを光マイクロバブルは1、2分で熟してしまうのでしょう。
この差は大きく、光マイクロバブルはみごとに巧みなマッサージ師といってもいいすぎではないと思います。
4.お肌がつやつや、すべすべ、しっとりの「ここちよさ」
皮膚表面における毛細血管において大幅な血流促進が起こりますので、これが肌に好影響を与えます。
同時に水分がお肌に沁み込みやすくなりますので、お肌が若返り、潤いを帯びるようになります。
「つやつや」とは、肌が輝く様子のことであり、とくに顔、掌、足の裏など血管が数多く存在しているところでは、この作用が顕著に働き、光ってみえるようになります。
これは女性にとって最もうれしいことの一つになっています。
「すべすべ」は、肌が滑らかになっていくことを表している用語です。
この反対は、「ガサガサ」、「硬い」などで表されます。
光マイクロバブル入浴によって、お肌が柔らかくなるとともに弾力性に富むようになり、それを触ると「すべすべ」した感覚を味わうことができるようになります。
最後の「しっとり」は、皮膚に水分がしっかり浸透し、潤っている様子を表現している用語です。
皮膚や被毛に水分が浸透すると柔らかくなり、しかもお肌が生き生きして弾力感が出てきます。
反対に、水分がなくなるとカサカサになり、皮膚の潤いが消えて硬くなります。
このように好転した皮膚表面を触ると「ここちよく」、お肌が若返ったという実感がわいてきます。
また、もう一つの光マイクロバブル湯の特徴は、顔や手、そして足裏が、その入浴後により白くなることです。
この白くなる現象は、女性の美顔化において最も欲せられていることでもあります。
5.お風呂上がりの「ここちよさ」で、とても「さわやか」になります。
このさわやかさをより顕著に感じるのは、風呂上りです。さやかさだけではなく、プラス思考になり、意欲が湧いてきます。
この意識転換は前から感じていたことでしたが、そこから一歩前に進むことができないままでしました。
ところが、前回の研究会において、本山さんから重要な問題提起がなさました。
体内エネルギーの高まり(龍)ーーここちよさーーコヒーレント状態
この3者のつながりが、おぼろげながら見えてきて、これはおもしろいと感じたことでした。
このここちよさとは何か、それが、どこに作用し、どう発信しているのか、その因果関係はなにか、などさまざまな切り口が見えそうになってきました。
以上のように、「5つのここちよさ」には、重要な問題がいくつも関係しているようであり、次回は、そのことにより深く分け入ることにしましょう(つづく)。
胡蝶蘭
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