この数か月、訪問者が増えてきて、大成研究所のセミナー室がより盛況になってきました。

 この間、大成研究所の第1研究室の整理がだいぶ進み、ここでの仕事をする環境ができ上りました。

 ここには、私が尊敬する清水正嗣先生(大分大学医学部名誉教授)からいただいた大きな机がありますので、これに向かうと先生に想いを寄せて仕事を行うことができます。

 また、ここに大きなアルミフレーム製の棚を入れ、そこに板を敷いて「育種」を行うことにしました。

 エアコンで室温20℃を維持することで立派な「育種室」ができ上りました。

 これで、大成研究所の室内環境はほぼ整ったことになりましたので、より一層の活用が期待されます。

 さて、今日からは東邸についても、その「棲みごごち」を披露することにしましょう。

 その最初は、東邸において最も広い空間のリビングです。

 「他は狭くてよいから、ここだけは、ゆとりの空間にしよう」

 この想いを実現させた空間です。

 ここは、入って右側(東側)になるオープンキッチンとの共有空間になっています。

 東から、そのオープンキッチン、食卓テーブル、ソファー、各種リラックスチェアー、テレビボードなどが並んでいます。

 また、床は桜の無垢材が敷き詰められています。

 ここでいつも感心してありがたいと思っていることは、断熱特性がよく効いていて「温かい」ことです。

 これから外気がますます冷えてきますが、この断熱効果によって室内との温度差は約10℃にもなり、「朝から温かい」ぽかぽか状態になり、それが一日中続いています。

 これは、身体が冷えやすい年寄りにとっては、とてもありがたいことです。

 この断熱特性の良さは、床、壁、屋根の周囲に特別の断熱材が設置されていることに依拠しています。

 床には、外気と接触するコンクリート基礎の部分に厚さ20㎜の断熱ボードが張りめぐされています。

 これによって、冷たい外気を遮断していますので、コンクリート部分が冷えずに、床下の温められた気体が冷えるのを防ぐことができます。

 また、床は、下からパネル板と桜の床材の二重になっており、これらによって下からの冷気が伝わってこないようになっています。

 この断熱の良さは、直に床を手で触ってみるとよくわかります。

 床が、さほど冷たくなく、室内温度に近い保温がなされているように思います。

 一方、壁は、ポリウレタンの綿状の断熱材が厚さ10㎝で、その部材間にぎっしりと挿入されています。

 また、その上に厚さ10㎜の石膏ボードが張りつけられ、その上に内装シート、そして仕上げの塗料が塗られています。

 さらに、天井は、特殊な鉄製の屋根材の下に厚さ10㎜の断熱板が設置され、この屋根材と断熱板間の隙間を無くすという工夫がなされました。

 西邸においては、この工法ではなく屋根板と断熱板間に隙間ができ、ここで結露が発生するという問題が起こりましたので、これを反省して結露を発生させない工夫がなされました。

 そして、この断熱板の下にポリウレタンの断熱材、石膏ボード、天井板用のシートと、ほぼ完全に近い断熱補強がなされました。

 これによって夏は涼しく、冬は温かいという快適空間ができあがりました。

 この断熱特性は、冷房の際に、それが効率よく室内を冷やす作用として発揮され、今年の夏は、非常に暑かったにもかかわらず、結果的にエアコンを点けた日は多くありませんでした。

 このリビングには愛用のロッキングチェアがあります。

 夕食後は、これに座って、録画した連続ドラマを視るのが私の楽しみです。

 最近は、イ・ビョンフン監督の韓国の歴史ドラマをよく視ていて「ホジュン」、「馬医」、「オクニョ」を楽しんでいます。

 これらに共通しているのは、若き主人公が研鑽を積みながら知恵で悪と闘って買っていく姿が鮮やかに描かれていることであり、それをおもしろく感じています。

 この姿は、NHKN御大河ドラマ「西郷どん」にもよく似ていますね。

 ただ、上記の三部作は、以前にもよく見ていて何回目かの視聴ですから、粗筋の大方はすでにわかっていますので、それで安心するのでしょうか。

 しかし、たいがいは途中で転寝をすることが多く、気が付いたら、そのドラマが終わりそうになっていたことも多いようです。

 ただし、人間の記憶というものはあいまいであり、その詳細はほとんど忘却の彼方にあり、そのことを認識しながら、新たな思いで視聴しています。

 これらの大半は録画ですが、そのリストにおいて残すものと、すぐに消してしまうものとに分かれていて、これらの歴史ドラマは、前者に属しているので、すぐに視聴できます。

 今や、テレビをほとんど見なくなった私にとっての寛ぎの時間は、この食後の「歴史ドラマ視聴」とロッキングチェアでの「ここちよい転寝」といってよいでしょう。

 東邸のゆったりリビング、朝は陽ざして明るく、夜まで温かい寛ぎの空間です。

 そのうち、ここに持ち込めるパソコンを買って、ここで仕事をしてみたいという希望を持っていますが、未だ、それは実現していません。

 そのためには、ここにふさわしいパソコンを買うことが先ですが、今のところは、その目途が立っていません。 

 おそらく残念ながら、この希望は来年にもちこされることになるでしょう(つづく)。

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花盛りのマリーゴールド(大成研究所前庭)