温かい陽ざしの、ここちよい秋の朝です。

 朝5時頃に起床し、新聞を取りに行ってから、愛用のロッキングチェアで、その二紙に粗方目を通したところで、緑砦館へ。

 自然に足が向かうということは、緑砦館がそれだけ身近に感じているという証左ということができるでしょう。

 昨日の状態から、どう変化しているか、立派に育っているか、なにか不都合は生じていないか、これらのことを考えながら、朝一番の観察を終えました。

 昨日入植した背高サニーレタスは順調のようで、葉っぱの色つやも変わってきました。

 一部に、その先端部から花の蕾が出始めていましたので、それをカット、まだ、花を咲かすのではなく、葉っぱを育ててくださいと語りかけました。

 なにせ、一株10円で買ったものですから、この状態から新葉がでてくれば、それだけで元を取ったといえるでしょう。

 入植時の先端部の葉っぱは、サニーレタス特有の赤い色をしていましたので、これが新たに成長し始めると緑色に変化するのではないかと思っていますので、それを待つことにしましょう。

 茎も根もしっかり育っていましたので、若返りの変化に期待しています。

 緑砦館1には、大きな水路としてAとBのレーンがあります。

 このAレーンにおいては、ほぼ入植を終えていますので、ここでの成長を観察する段階に入りました。

 また、ここには、この夏に植えたツルムラサキがあり、高温のなかで耐えて生き残ってくれました。

 そのツルムラサキが、最近になってどんどん成長するようになってきましたので、その蔓の先端を南端から北の方向に伸ばしてやりました。

 東側から眺めるとAからBへと蔓が伸びていますので、AB間の通路を頭上の高さで跨ぐようになっています。

 その茎の太さは6㎜前後、葉っぱは濃い緑を呈し、明らかに成長期に入った様相を示しています。

 このツルムラサキの葉っぱを、数日に1回程度で約10数枚収穫し、夕食でいただいています。

 先日は、これを相棒宅にも届けて好評を得ました。

 何ともいえない柔らかさと上品な味があり、高級食材といってもよいでしょう。

 昨夜は、鍋に入れて、さっと温めて食べましたが、それこそ格別の味でした。

 葉っぱの収穫は、古い方から、そして根に近い方から行っていますので、そのせいでしょうか、蔓の先端部分の成長が著しくなり、蔓の先端がよく伸び、葉っぱのサイズも大きくなり始めています。

 これを大事に育て、正月には孫たちにも食べていただくことにしましょう。

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ツルムラサキの蔓の先端

 もうひとつ、反対側の北側の壁沿いに上に向かって繁茂し始めた「丘ワカメ」についても触れておきましょう。

 これも、ツルムラサキと同様に蔓を伸ばし、その途中で葉を茂らせる野菜のひとつです。

 もう4年以上も前のことですが、ある方が、この苗を持ってきてくださり、それを育て続けたものです。

 この間、水路間の移動、ハウスの移動などがあり、かろうじて、その苗を受け継いで栽培してきました。

 そして、この苗も今年のハウス内の高温に耐え、何とか生き延びてくれました。

 真に、たくましく、それだけ親しく付き合ってきた野菜でした。

 こちらは、ツルムラサキほどダイナミックな成長には至っていませんが、それでもやや小型の葉っぱをたくさん茂らせ、このところ、どんどん蔓を上に、そして東西方向にも伸ばしています。

 これも、その一部を収穫してもよい状態になりましたので、時々、食卓に上げるようにしています。

 この丘ワカメの味は、ツルムラサキよりはやや粘りがあるようで、わずかなほろ苦さもあって、これが好ましい味になっているようです。

 おそらく、今の勢いでは、この丘ワカメが北側の壁一面に侵出していくのではないかと思っていますので、そうなるとどんどん収穫し、みなさんにも召し上がっていただけるようになるのではないかと期待しています。

 また、この蔓の根元付近には、その種になる膨らみもできていますので、近々、これを採取して露地栽培での苗づくりを行ってみようと思っています。

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丘ワカメの生育状況

 (つづく)。