大型の台風が通過していきました。

 通例だと9月末には、ほとんど台風が来ないはずですが、最近は事情が違うようです。

 今回の台風は、強風とともに大雨が降り、とくに宮崎県では、これによって24時間雨量が300㎜を大きく超えましたので、ほぼ全域にわたる広い範囲で「避難指示」がでました。

 おそらく、相当な被害が出ていることが予想されますので心配しています。

 テレビ報道によれば、いくつもの河川で危険な氾濫水位に達したようで、その川の名前も示されていました。

 しかし、その川名は聞いたことがなく、そのほとんどは中小河川であろうと思われます。

 この中小河川の場合は、ほとんど河川整備が進んでおらず、このような大雨においては、氾濫水位を簡単に超えるようになっています。

 ですから、ほとんどの中小河川が、このような大雨に対応できる整備がなされていないことから、大雨が降れば、相当な被害が出てしまう、これが日本列島における防災レベルでしかないのです。

 毎年1億円程度の河川改修を30年かけて行うという具合ですから、しかも、その改修も洪水が起きて問題になったところから優先してなされますので、それを総合的に対応していくものになっていません。

 中小河川の改修の予算をもっと増やして、より効果的に洪水対策を練っていくことが大切だと思われます。

 ここまで書き進めて、緑砦館へ、これから秋野菜の栽培を行う準備を始めました。

 大雨が降っていましたので、その雨音が聞こえていましたが、ハウスの中では意外にもここちよく過ごすことができ、いつになく作業が捗りました。

 これから、秋野菜の栽培に勤しむところです。

 夜は、またまた、南の国からすばらしい朗報が届きました。

 これは、みごとに、これまでのステルス作戦が失敗した結果でもあります。

 「みんなの心が一つになると、とてつもない大きな力が出てくる」

 これは、前任者の方の遺言でしたが、それが金的を射たのでしょう。

 とうとう、「嘘とごまかし」が通用しなくなった、そのことを鮮やかに示したのが、今回の結果ということができるでしょう。

 この春、こに南の地ではデイゴの花がたくさん咲いたそうです。

 デイゴの花が咲くと、その年は台風がよく来るそうで、その選択の日は、台風24号のなかに埋まっていました。

 宮沢和史さんが作詞作曲された「島唄」のなかに次の一節があります。

 デイゴの花が咲き 風を呼び 嵐がきた

 デイゴが咲き乱れ 嵐を呼び 嵐がきた

 くり返す悲しみは 島わたる波のよう

 ウージの下で あなたと出会い

 ウージの下で 千代にさよなら

 島唄よ風に乗り鳥とともに海を渡れ

 島唄よ風に乗り届けておくれ私の涙

 台風は、エネルギーの塊、まるで龍が飛んでいるかのようです。

 この南の地は、古くから虐げられ、苦しみのなかにありました。

 それらを、この龍が吹き飛ばし、海を渡って遠い世界に乗せていったのでしょう。

 「あけもどろ」の島から起こった「ここちよい南風」、これからは、これが海を渡ることによって、さらに私たちを勇気づけることでしょう(つづく)。

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ハイビスカスの花(沖縄にて)