本日は、家族と親せきとで、国東の鶴川にある和風レストランZECCO(ゼッコ、舌鼓)に行きました。
もともとは夕食にしようといっていましたが、当日は予約でいっぱいだそうで、急遽昼食の方に切り替えることになったそうでした。
このレストランの昼食といえば、シェフの中園さんが丹精を込めて作る「花かごランチ(1450円)」が有名であり、4人が、それを注文しました。
また、残りの二人は、グリーンカレーとポークステーキを食べたかったようでした。
その花かごランチの写真を示しましょう。
これは1日15食の限定メニューだそうで、中園さんの腕自慢のランチといったところでしょうか。
毎回、何が出てくるかが楽しみであり、お昼の場合は、これを注文するのが定番となっています。
ご飯とみそ汁、そして漬物を入れて、全部で10種類の料理が花かごに散りばめられており、それらを一つづつ楽しみながらいただくことができます。
本日は、家族でめでたいこともあり、私は、白ワインもいただくことにしました。
まず、最初の舌鼓は、ナメタの南蛮漬け、通常は鯵を用いますが、ナメタの方もなかなかよく、鰺よりも実が多く、しっかりしていました。
また、玉ねぎとニンジンの細切りが細やかで酢の加え具合も抜群でした。
次に、数種類の刺身をいただきました。
新鮮で歯ごたえもよく、イタリア産の白ワインによく合っていました。
3つ目は、鰆の照り焼き、これもおいしく焼けていました。身が引き締まり、味が凝縮されていました。
添え物として千葉さんの落花生の塩ゆでがあり、旬の味を楽しみました。
まだ、千葉や茨木では、落花生は出始めであり、千葉の友人から送っていただいたものだそうでした。
それから、茶そばと野菜サラダ、そしてマコモの天ぷらをいただきました。
マコモも旬のものであり、天ぷらにすると一層甘味が増していました。
最後は茶わん蒸し、これも上品な味でした。
こうして、それぞれの小鉢の品を楽しみながら味わい、いつのまにか腹がいっぱいになってしまっていました。
これをバランスの取れた食事というのでしょうね。
この日は、白ワインの味もよく、これらの小鉢の料理とワインがよく合っていました。
これらの味を、それぞれゆっくりと楽しんだせいでしょうか、みなさんは、いつのまにか食べ終え、私が最後になっていました。
デザートは、アンニン豆腐とコーヒー、これもおいしくいただきました。
このゼッコは、残念なことに、12月で閉店、来年からは大分市で新たな峰に挑戦されるそうです。
シェフの中園さんは、非常に熱心な料理研究家でもあり、その腕がより確かめられるところでの新たな挑戦をなさるそうで、その心意気に感心しました。
12月までは、大いに足しげく通うことにし、転身後の大分店にも時々行くことにしましょう、と家族で話し合っています。
また、この間、すばらしい料理を提供してくださったお礼に、お別れの会を大成研究所セミナー室で催すことになりました。
親しい友人たちと一緒に、お別れの酒を酌み交わしながら、名残を惜しむことにしましょう(つづく)。
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