今年、初めてのヘチマの収穫が始まりました。
すでに報告のように、初収穫は、GFO-L2の方からでした。
こちらには、10数個の実が生っていますので、そのうちの2つを収穫しました。
これによって、他の実が大きくなるとよいなと思いながらハサミで、その蔓の部分を切りました。
この実を触ると柔らかく、ここが沖縄産の露地栽培との大きな違いです。
そういえば、昨年も、
「実の柔らかさが、まったく違う。光マイクロバブルの方は、すっと皮を剥くことができた」
と、沖縄のK奥様が驚かれていました。
今年も、それと同じヘチマの実が生ったようです。
すでに約2か月遅れですが、こうして初収穫まで漕ぎつけましたので、HKさんに、少々胸を張って報告することができそうです。
さて、味の方はどうか。
これから、以下の料理を作っていただき、試そうと思います。
①煮込み
水を一切入れずにヘチマから出てくる水分のみで煮込みます。スパムを入れると、一段とヘチマの柔らかさと甘さが一段と引き出されるようになります。
最もポピュラーなヘチマ料理です。
②スライス焼き
薄くスライスしてフライパンで焼きます。
温めると一段と甘味が増し、柔らかくなって食べやすくなります。
③角切りにしてみそ汁に入れる
5㎜程度のサイコロ状態に角切りして、そのままみそ汁に入れます。
味噌汁の温かさでヘチマがやや柔らくなりおいしくなります。
味噌の風味とヘチマの柔らかい食感がよく合って、ちょっと変わった珍しい味のみそ汁になります。
もう一方のGFO-L1のヘチマは、どうなっているでしょうか?
こちらは、より一層茎が伸び、葉っぱも茂るようになりました。
雄花がたくさん咲くようになりましたので、こちらは、まもなく雌花の開花、そして結実へと向かうでしょう。
蔓も、ポリカの屋根の下で半分程度のところまで伸びてきましたので「ヘチマの園」の風貌らしくなってきました。
長いのは、蔓の長さが5、6mにもなっているでしょう。
こちらは、十分に茎を伸ばして葉っぱも大きく茂らせてから結実へ向かうようであり、じっくり成長しているようですね。
その様子を写真で示しておきましょう。
ここで、露地栽培のヘチマも写真で示しましょう。
違いは一目瞭然であり、ここに光マイクロバブル水耕栽培の優位性が認められます。
その違いを列挙しておきましょう。
①蔓の長さが短く、その直径も細い。
②葉っぱのサイズが小さく、その大きさは約三分の一である。
③また、葉っぱの枚数も少ない。色も緑の濃さがない。
④花が小さく、少ない。花のサイズは、三分の一以下。
⑤雌花の開花、結実に向かっていない。
おそらく、こちらでは、ヘチマの実入りには至らないではないかと予想しています。
これには、ヘチマの苗を移植した時期の2か月遅れが大きく影響しているのではないかと思いました。
こうして比較してみると、光マイクロバブル水耕栽培が、数々の問題をブレイクスルーして成長促進を実現していくことがよく解りますね。
露地栽培をしてきたたくさんのヘチマの苗を、このままにしておくと実を結ぶまでには至らないと思いますので、それらの一部をGFL-L2に再移植し、それが結実化に向かうかどうか、この試験も行いたいと思います。
幸い、ハウス内の水路にも余裕がありますので、それも試すことにしましょう。
沖縄では、11月ぐらいまでヘチマの実が生っているそうなので、こちらでも、それが可能かを試すのもよいですね。
これが上手くいくとしたら、今からの移植ですから、ヘチマの実を収穫できるようになるのは正月前後になるでしょう。
おせち料理にヘチマを加える?
沖縄でもあり得ないことが、ここで実現すると、これはちょっとしたものになります。
孫たちにも、その話ができ、食べていただくことも可能になります。
このヘチマの夢が叶うと最高にゆかいですね(つづく)。
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