本日は、第14回国東セミナーを、予定の時間を1時間半も超過して無事終えることができました。
今回は、私が記念講演を4つ、相棒のYO氏が講演を4つという分担で、合計8つの講演を熟すことができました。
このようなセミナーは、会を重ねるごとに充実していきますので、講演スライドも増えて今回は209枚に及びました。
いざ終わってみると、「少し多すぎたかな」と思いましたが、受講者のみなさまは、それだけ充実していたことから、かなり喜ばれていました。
「あれだけの内容になると、1泊2日ではなく、2泊3日のセミナーで丁度よいのかもしれませんね」
「そうだね、今度からは、初級者用、上級者用とレベルを変えてのセミナーの開催を検討してもよいね」
「それはよいですね。初級は1泊2日、上級は2泊3日でみっちり勉強していただくのもよいですね」
「初級、中級、上級という3段階でもよいですね。そのやり方を考えてみましょう」
さて、参加者のお一人は、昨日も、そして本日も「来てよかった!」という感想を大きな声で仰られていました。
また、もう一人の方は、外国からわざわざ来られた方であり、自国における光マイクロバブル技術の適用を実際に、どう行うかについて熱心で、その意見交換を何度も行うことになりました。
このセミナーは、少人数で、とことん、質疑応答を繰り返すなかで、納得しながら学習していきますので、その理解も深まります。
「むずかしいことをやさしく」、
「やさしいことをふかく」、
学ぶことができるようになると、その理解が進むようになり、しだいにおもしろくなってきます。
そのために、毎回のようにやり方を工夫してきましたので、その結果としてスライドの枚数も200枚を超えるようになったのだと思います。
その具体的な内容については、次回以降に報告しますので、よろしくご覧ください。
セミナー終了後、外国からの参加者をJR杵築駅まで、みんなで見送りにいきました。
この方は、日本に6年近く住まれていたそうで、いわゆる日本通であり、帰りの車中においても、さまざまな日本についての「話の花」が咲きました。
その国では、かつてはいたるところで売られていた日本の白物家電が、今では皆無になってしまったそうです。
自国で製造したものを自国で販売する、これは正常な姿ですので、それはとても良いことです。
しかし、日本にとっては、それだけ、電機産業が製造していた家電が売れていないことを意味しますので、穏やかな話ではありません。
「ここにも、日本の電機産業の衰退現象が垣間見えている」
と思いました。
杵築駅で、この参加者に別れを告げ、無事見送った後に、おめでたで入院中の家族の「お見舞い」にいきました。
久しぶりの面談でしたが、顔色もよく、問題はなさそうでしたので安心しました。
「今何時?そういえば、今日は朝から何も食べていなかったね」
帰りの車中で時刻を尋ねると15時を過ぎていました。
みんなセミナーで忙しかったので何も食べておらず、空腹でしたので、杵築市の海岸沿いにある「元禄」という手打ちうどん屋に行くことになりました。
ここで私が注文するのは、いつも決まっていて、「ざるうどんを二人前」ですが、今日は、違うものを頼もうかとメニューをしげしげと眺めて思案しました。
しかし、他によいものが見つからず、同じものを注文しました。
まず、ざるうどんの「一人前」を何とか平らげました。
柔らかくて舌触りがよく、しかし、こしがあっておいしく、この味だから、お客さんがいつも一杯になっていることが頷けました。
どうやら、2つ目の「ざるうどん」を食べてしまう元気はないようで、こちらは、相棒と家内に加勢をしていただきました。
家に帰る前に、途中にある里の駅「武蔵」に立ち寄りました。
めずらしく、観光バスが立ち寄っていて、店内に入ると、このみなさんで一杯になっていて、レジには10数人の行列ができていました。
「国東満願1300年・宇佐神宮ツアー」だそうで、その大半は女性の年配者でした。
店内にいた彼女らをしばらく観察していましたが、とにかく購買する量が多く、店頭の品物がどんどん減っていきました。
「これが毎日だったら、この里の駅は大繁盛になるね」
と、相棒や家内と一緒に喜び合いました。
こうして、17時前に家にたどり着き、視聴中だった「ホ・ジュン」のDVDをゆっくり見ることにしました。
数日間の準備と4つの記念講演を終えての安堵、1人前余の「ざるうどん」を食べて、お腹が膨らんだからでしょうか。
そのDVDを見ながら、いつのまにか、ロッキングツアーに座ったまま、気分よく、うとうととしていました。
目が覚めると、そのホ・ジュンの2回分がほぼ終わっていました。
「こちらは、また見ることができるので、大丈夫!」
こうして、懸案をなんとかやり遂げ、今夜は、かなりの疲労を覚えながらも、ゆかいに過ごすことができました。
その準備と本番、これらは結構大変ですが、その成果を考えると、「これは続けていくものだ!」と、つくずく思いました。
「継続は力なり」(つづく)。
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